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あなたの信仰は何処にあるのか




■ あなたの信仰は何処にあるのか

「ルカの福音書 7章 6節〜10節」
7: 6 イエスは、彼らといっしょに行かれた。そして、百人隊長の家からあまり遠くない所に来られたとき、百人隊長は友人たちを使いに出して、イエスに伝えた。「主よ。わざわざおいでくださいませんように。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。
7: 7 ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。
7: 8 と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け。』と言えば行きますし、別の者に『来い。』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ。』と言えば、そのとおりにいたします。」
7: 9 これを聞いて、イエスは驚かれ、ついて来ていた群衆のほうに向いて言われた。「あなたがたに言いますが、このようなりっぱな信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません。」
7:10 使いに来た人たちが家に帰ってみると、しもべはよくなっていた。


大阪で聖会を導く時にあった話しです。ひとりの若い女性が、乳飲み子を背負って出て来て証しするのを聞いて、私は深い感銘を受けました。 「私が背負っているこの子は、腎臓炎で目が開けられないほどに顔がむくんでおり、どんなに痛いのかお乳も飲まなかったのです。病院では、もうこれ以上は生きて行けないと、既に死刑宣告をしました。私が見る時も、この子は到底生きる見込みがありませんでした。それで、すべてを放棄した状態でこの子を背負って聖会に参加したのですが、メッセージが終わった後、病人の為の祈りの時間の時でした。

牧師様が、「この時間、腎臓炎に罹って危篤状態にある幼い子供が癒されました。」と言われたのです。その言葉が私の心に強くぶつかって来ながら、「癒していただいた!」と言う確信が生じました。私は、神様が癒してくださったのだと信じて、神様に感謝しながら、続けて賛美しました。そうした後に見ますと、本当にこの子がきれいに癒されて、このように健康な姿に変わっておりました。神様は私たちの病を癒してくださり、私たちの中で大いなる御力を発揮してくださる、有り難い神様です。ハレルヤ!」

その女性の背に負われている子供の顔を見ました。両方の目は明星のように輝いており、病気の影は全然見えず、明るく、可愛い顔をしていました。 消えかけていた幼い生命が、新しい人生を生きていくことができるようになったのは、実にその子の母親が、今日の聖書の本文に出てくる‘百人隊長’の信仰のように、自分に与えられた現実と環境を見つめないで、御言葉の上に堅固に立った信仰を持っていたからです。

神様の御言葉は、生きて働く創造的な力を持っているのです。ですから皆さんも、神様の御言葉の上に堅固に立って、毎日、神様の奇蹟を体験しながら暮らしていかれますよう、イエス様の御名によって祝福します。




お祈り

愛であられる、我が父なる神様!イエス様が一言言って下さったら、自分のしもべの病気が完全に直ると信じた百人隊長の信仰を通して、みわざを働かしてくださる主の御力を見ました。 主よ!今、私たちの信仰の中心がどこにあるのか、それが御言葉の上にあるのか、そうでなかったら環境によって随時に変わる信仰なのか、悟るように助けてください。また百人隊長の信仰のように、現実と環境を見渡さず、御言葉の上に堅固に立つ信仰を持つように、導いて下さい。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!







マザーテレサ 愛のことば

 
NO.05016