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1月2日


■ こころの貧しい者

「マタイの福音書 5章 1節〜3節」
5: 1 この群衆を見て、イエスは山に登り、おすわりになると、弟子たちがみもとに来た。
5: 2 そこで、イエスは口を開き、彼らに教えて、言われた。
5: 3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。




韓国で実際に起きた話です。昔、黄海道に金鉱を営み、大金持ちとなった人がいました。ある日、彼は金鉱から掘り出した金を持ち、船で海を渡っていましたが、その時、激しい波風に会いました。船が沈みそうになり、船に乗っていた人々は命を拾うため、何も持たず海に飛び込み、近くにある島へ泳いで行きました。それで命は救われました。

ところが、その金持ちは、金を捨てていくのはもったいないと思い、それを腰に巻いて海に飛び込みました。そして、島に向かって行こうとアップアップしながら必死に泳ぎました。しかし、彼は、金の重さに耐えれず、水の中に沈んでしまいました。彼が心を空にして物質に対する欲望を捨てたら、この世の中で何より大切な命を、金と代えることはなかったでしょう。

また、不渡り事件で社会に物議をかもした検事の夫人がいました。その夫人も自分の身分に合わない欲張りで破産してしまった実例です。貪欲を持っている者には必ず、だまそうとする人々が近づきますが、その検事の夫人もそのような人たちにだまされ、手におえない資金をかき集めましたが、後では莫大な借金になってしまいました。結局、彼女は世の中に物議をかもし、自分だけではなく、家族や親戚までも破滅の道に追い込んでしまったのです。

心の貧しい人は物質の多かれ少なかれに関係なく、謙虚に生きていく人です。そのような心を持つためには、世の中のむなしいものをむさぼろうとしないで、ただ、神様だけを見上げ、神様中心の人生を歩まなければなりません。





お祈り

すばらしい神様!いつも私たちの心を世の中の欲望から守ってくださり、イエス様中心の生活をするようにしてください。目に見えるものは、私たちを神様から離れさせ、破滅の沼の中に落ちるようにします。いつも聖霊充満な神様の子どもとして生きて行くことができるようにして助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン。