前へ    次へ

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月


2006年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
             


2月4日


■ 家庭の不幸を防ぐ道

「創世記 27章41節」
27:41 エサウは、父がヤコブを祝福したあの祝福のことでヤコブを恨んだ。それでエサウは心の中で言った。「父の喪の日も近づいている。そのとき、弟ヤコブを殺してやろう。」




家庭は、神様が人間社会に最初に作られた制度であり、至極重要視しておられます。幸福で健康な家庭を神様は望んでおられ、このような家庭が多いほど社会が安定し、国家が富み、また強くなれるのです。こんにち、数多い家庭が亀裂をもたらし破綻に至る根本的原因の一つは、家庭を構成している夫婦関係が破壊されるからです。

それでは、このような不幸を防止し、幸福な家庭を成していく秘訣は何でしょうか?

第1番目に、いつも夫婦間の対話の窓を開いて置かなければなりません。家庭とは、夫婦の間での対話の中ですべてが成されます。心の中の不平を隠すとか、抑制していたら、それが大きな不幸の原因になります。夫婦は、絶え間なく対話を通して相手を把握し、自分の心を伝え、心の中に隠しているすべての苦々しい事を取り除いていくように努力しなければなりません。

 相手の立場になって言うことを聞いてあげ、理解し、問題が生じたら、それを解決することができるように力いっぱい助けてあげなければなりません。夫婦の間で互いに自分の立場だけを主張し、相手を無視するとか非難したら、家庭の調和は崩れてしまいます。従って、私たちは家庭の不幸を予防するために夫婦間にあっていつも対話の窓口を開いて置かなければなりません。

第2番目に、夫婦はいつも、変わらない愛をさらに新しくしていく努力をしなければなりません。数多くの家庭が破綻に至る理由の一つに、夫婦間の愛情が冷めることにあります。私たちは、幸福な生活を営んでいると見ていたのですが、ある日突然、旦那さんとか奥さんが苦しい立場にでも落ち込んだら、冷淡になって相手から目を逸らしてしまう夫婦をたまに見かけます。

 これはあまりにも呆気ないことです。夫婦は結婚したら、その日から死ぬときまで共に生きていくという覚悟をしなければなりません。ですから夫婦は、お互いの選択に後悔することがないようにいつも相手をカバーしてあげ、常に長所を見つけ出しては褒め合い、良い時も悪い時も変わらなく愛し合おうと努力しなければなりません。

第3番目には、夫婦は互いに、相手が自分の理想のタイプとなるように強要してはいけません。人は、生まれる時から個性と人格を持っています。人たちの生まれつきの性格は、信仰により練られることを通して聖くなることはありますが、根本的に完全に変化されはしません。ですから夫婦は、相手に対して自分の理想のタイプとなるように強要せず、お互いの性格を積極的に理解しながら、お互いに適応していこうと努力しなければならないのです。

まことの夫婦関係は法律的な拘束によらず、愛情を持って人格的な協力関係を維持するようにならなければなりません。従って夫婦は、何事でもお互いに対話を通して合意し合い、愛し合わなければなりません。そうしてこそ家庭の不幸を防ぐことができるのです。




お祈り

愛であられる、父なる神様! 私たちの家が、もっと家族同士が愛し合い、何事でも胸を開けて話し合う家庭になることによって、いつも主と共に暮す幸福な家庭となるように助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!