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2月21日


■幸いな民

「出エジプト記 35章20節〜22節」
35:20 イスラエル人の全会衆は、モーセの前から立ち去った。
35:21 感動した者と、心から進んでする者とはみな、会見の天幕の仕事のため、また、そのすべての作業のため、また、聖なる装束のために、主への奉納物を持って来た。
35:22 すべて心から進んでささげる男女は、飾り輪、耳輪、指輪、首飾り、すべての金の飾り物を持って来た。金の奉献物を主にささげた者はみな、そうした。




本文には、イスラエルの民たちが、神様が命じられた通りに幕屋を建てるために各々志願して、幕屋に必要な捧げ物を捧げる内容が記録されています。神様の御心に能動的な姿勢で従順に聞き従うことは、神様が喜んで受けられる奉納物となり、神様が喜びの中で祝福してくださる原因になります。昔から、神様を畏敬し、神様に立派に仕えた民たちは、大いなる民族に成長しました。

聖書は、『私たちの息子らが、若いときに、よく育った若木のようになりますように。私たちの娘らが、宮殿の建物にふさわしく刻まれた隅の柱のようになりますように。私たちの倉は満ち、あらゆる産物を備えますように。私たちの羊の群れは、私たちの野原で、幾千幾万となりますように。私たちの牛が子牛を産み、死ぬこともなく、出て行くこともなく、また、哀れな叫び声が私たちの町にありませんように。幸いなことよ。このようになる民は。幸いなことよ。主をおのれの神とするその民は。』(詩篇144:12〜15)と記録しています。私たちの格言にも、「順天者は栄え、逆天者は滅ぶ。」と言われました。

どこの民族も世界的に偉大な民族となり、富強な民族になるためには、民族福音化を成就しなければなりません。そうするためには、周囲の偶像と邪神を完全に取り除かなければなりません。使徒パウルは、偶像崇拝者に向かって『彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。』(ローマ人への手紙1:22〜23)と嘆きました。

ところが、わが国の社会の一部では、民族精気を正しく鼓吹し、民族の求心点を確実にするためには、檀君の墓を作り、国民がそこを参拝しなければならない、と主張したことがあります。これは国家的に偶像崇拝を助長する恐ろしい罪悪です。数十億ウオンの費用を投じて墓を作り、お参りをするとして、民族精気が鼓吹され、国家の将来が保証されるはずはないのです。

かって、インドの詩聖‘タゴール’は、韓国を指して「全東方を照らす明るい灯火」であると詠いました。‘タゴール’が予見した通りに、韓国の民族は神様から、東方だけでなく世界全土を照らす「福音の祭司国家」として召されました。この使命を果たすためには、わが国民全部が神様に心から仕える民族とならなければなりません。

イスラエルの民たちが荒野で神様の幕屋を建てるために、物質とまことを捧げながら一つ心になったように、わが民族が福音で一つとなるとき、神様は私たちを、未来の主役として用いてくださることと信じます。 




お祈り

愛であられる、わが父なる神様!  わが民族を憐れんでくださり、祝福された民族としてくださり、世界福音化の道具としてご使用してください。まず私たちの家庭から、愚かなことをしでかし、偶像を崇拝し、道徳的に堕落した罪を悔い改めるように助けてください。そして、わが国民が全部イエス様の福音で一つとなり、神様の義で満ち溢れる、祝福された民族となるようにみわざを働かせてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!