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3月16日


■まことの感謝の生活

「申命記 8章 7節〜10節」
8: 7 あなたの神、主が、あなたを良い地に導き入れようとしておられるからである。そこは、水の流れと泉があり、谷間と山を流れ出た深い淵のある地、
8: 8 小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろの地、オリーブ油と蜜の地。

8: 9 そこは、あなたが十分に食物を食べ、何一つ足りないもののない地、その地の石は鉄であり、その山々からは青銅を掘り出すことのできる地である。
8:10 あなたが食べて満ち足りたとき、主が賜わった良い地について、あなたの神、主をほめたたえなければならない。




今日の聖書箇所の御言葉を通して、私たちは感謝の生活をしなければならない三つの理由を考えることができます。


第1番目に、私たちは神様が私たちに与えてくださった祝福と恵みにより、神様に感謝し、賛美する生活を営まなければなりません。私たちは患難と苦痛の中で救われ、問題が解決されたら、神様に感謝をささげます。しかし、神様が与えてくださった祝福により、不足することがなく、平安で、安楽な生活に慣れたら、あまりにも簡単に感謝することを忘れてしまいます。


聖書には、神様が祝福された美しい地に導き入れてくださり、満ち足りる食生活をするようにしてくださる時、エジプトの地、奴隷であった所から連れ出してくださった主を忘れずに、主を畏敬し、仕え、その御名によって誓いなさいと教えています(申命記6:10〜13)。


ですから私たちは、神様が与えてくださった祝福とお恵みを心に深く刻み、いつも神様を賛美し、畏敬しながら、全てのことにおいて神様に感謝する生活をしなければなりません。


第2番目に、迫害を受け、苦難の中にあっても、私たちは神様に感謝しなければなりません。世の人々は、感謝することがある時には感謝しますが、苦難が襲って来たらすぐに恨み、不平を並べ立てます。しかし、神様の民たちは世の人々とは違います。世の人々は苦難に襲われたらすぐに絶望します。

 しかし、神様の民である私たちは、襲ってきた苦難が神様が与えてくださる祝福の前奏曲であることをよく知っているために、苦難が襲ってきても気落ちしたりしません。却って、苦難が襲って来たら、神様に更なる感謝と祈りと賛美を捧げるようになります。そしてその結果、神様のみわざによって苦難に打ち勝ち、祝福していただく素晴らしい恵みを体験しながら生きて行くようになるのです。


第3番目には、主が備えられた私たちのとこしえの相続地である天国を慕いながら、神様に感謝しなければなりません。疲れ果て、苦しいこの世の生活を営んで行きながらも、また、信仰することによって患難と迫害を受けながらも、甚だしくは死を目の前していながらも、聖徒が喜び、感謝することができるのは、天国に向けての希望があるからなのです。


イエス様が、私たちのために場所を備えて置かれた天国は、死や悲しみや病がない所であり、すべてが豊かで美しい楽園であり、とこしえに神様と共に生きて行く私たちの故郷なのです。ですから、私たちは天国を見上げながら、旅人とか寄留者のようなこの世の生活を、神様に感謝し、賛美しながら生きていくことができるのです。




お祈り

愛であられ、我らの造り主であられる、父なる神様! 感謝のいけにえを捧げる人を、神様は喜ばれます。私たちがどのような立場にあろうとも、神様に感謝することを忘れないように助けてください。苦難を通して祝福してくださる神様、また、永遠なる相続地である天国をくださった神様を見上げながら、毎日、感謝する生活を営むことができるように導いてください。 イエス様の御名により、感謝しながらお祈り申し上げます。アーメン!