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3月20日


■私たちのために戦われる神様

「申命記 20章 1節〜4」

20: 1 あなたが敵と戦うために出て行くとき、馬や戦車や、あなたよりも多い軍勢を見ても、彼らを恐れてはならない。あなたをエジプトの地から導き上られたあなたの神、主が、あなたとともにおられる。
20: 2 あなたがたが戦いに臨む場合は、祭司は進み出て民に告げ、
20: 3 彼らに言いなさい。「聞け。イスラエルよ。あなたがたは、きょう、敵と戦おうとしている。弱気になってはならない。恐れてはならない。うろたえてはならない。彼らのことでおじけてはならない。
20: 4 共に行って、あなたがたのために、あなたがたの敵と戦い、勝利を得させてくださるのは、あなたがたの神、主である。




第2次世界大戦の時の出来事です。フランスがドイツのナチス軍に敗北するや、フランスを援けるために来ていたイギリスの29万大軍は、ド-バー海峡に逃避しました。ヒットラーは逃げて行くイギリス軍を「全滅させよ!」と命令を下して、この戦争で勝利することを楽観しました。


イギリス本国では、29万の大軍が全滅される危機に瀕しましたが、どうするすべもなくただ見守るしかない立場でありました。ところがその時、イギリスの王‘ジョージ5世’がイギリス全国民に向かって、「どんなことがあっても、イギリスの軍隊を救ってください、と神様に祈りましょう!」と言って、“祈りの日”を宣布し、全国民が一斉に祈りました。そうするや、奇跡が起こりました。


その日、ドイツ軍の陣営には激しい暴風雨が襲ってきて、飛行機もタンクも、ただの1台も動くことができませんでした。ところがイギリス軍の陣営は、航海するのにもってこいの素晴らしい日和でありましたので、29万の大軍が無事にド-バー海峡を渡ってイギリス本国に移動することができました。その後、イギリス全国の軍隊と国民は神様に感謝の祈りを捧げることによって大いなる力を得、第2次世界大戦で勝利することができました。


霊的戦争においても同様です。私たちクリスチャンは、生活戦線において絶え間なく悪霊たちと戦っている十字架の兵士たちです。聖書「エペソ人への手紙6章12節」に、『私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。』と記録されています。また「ヤコブへの手紙4章7節」には、『ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。』と記録されているのです。


ですから私たちは毎日、神様の御言葉で武装し、イエス様の御名によって祈りながら、悪魔に立ち向かわなければなりません。そうする時、神様が私たちのために戦ってくださることによって、私たちは毎日、勝利の生活を営むことができるのです。




お祈り

愛であられ、聖き、わが父なる神様! 私たちに祈りの権勢を与えてくださって、有り難うございます。私たちの戦いは血肉に対するものではなく、悪霊共との戦いであると仰せられました。私たちの前に置かれている問題も、我らの神様が既に勝っておかれた戦いでありますので、私たちは恐れたり怖気づいたりしません。どうか、神様だけを見上げながら生きて行く私たちとなるように助けてください。イエス・キリストの権威を与えてくださった神様に、心から感謝申し上げます。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!