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3月23日


■大胆な心を得る道

「申命記 31章:7節〜8節」

31:7 ついでモーセはヨシュアを呼び寄せ、イスラエルのすべての人々の目の前で、彼に言った。「強くあれ。雄々しくあれ。主がこの民の先祖たちに与えると誓われた地に、彼らとともにはいるのはあなたであり、それを彼らに受け継がせるのもあなたである。
31:8 主ご自身があなたの先に進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」




モーセは、新しい指導者であるヨシュアと共にカナンの地に入城するイスラエルの民たちに、何よりも“神の軍隊”として「強くあれ。雄雄しくあれ。」と頼みました。こんにち、神様の霊的兵士として、私たちが「強く、雄雄しい心」を持つことができるためには、どうしなければならないでしょうか?


先ず、神様の約束の御言葉を疑うことなく信じる時、大胆な心を持つことができます。アブラハムは、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎が死んでいることとを認めながらも、彼の信仰は弱らず、神様の約束を疑うようなこともせず、かえって神様に栄光をお帰しし、神様には約束されたことを成就する力があることを堅く信じました(ローマ4:19〜21参照)。このように、神様の約束の御言葉を堅く信じる信仰は、大胆さを与えてくれるのです。


さらに、私たちが神様の御言葉に従順に聞き従うときに、心が大胆になります。モーセは、祭司たちと長老たちに律法を書きしるしたものを授けながら、イスラエルの民たちにこれを教え、守り行うようにせよ、と命令しました(申命記31:9〜13参照)。私たちが神様の御言葉を守り、行うときに、私たちの心が神様の前で憚ることなく大胆になることができます。


また、聖霊で充満になるとき、私たちの心が大胆になります。イエス様の12弟子たちは、3年半の間もイエス様に付いて回りましたが、イエス様が捕らわれの身となるや皆逃げてしまいました。しかし彼らは、五旬節の日に聖霊に満たされるや、心が大胆になって、福音を力強く宣べ伝えることができました。そして、これによって数多い人々が救いを受けるみわざが現れました。


このように、聖霊さまは私たちの内なる人を強健になさり、大胆になるようにしてくださる神様の霊です(エペソ人への手紙3:16参照)。ですから、私たちが聖霊に満たされる時、私たちもイエス様の弟子たちのように大胆に福音を宣べ伝えることができるのです。




お祈り

聖く、愛であられる、わが父なる神様!イスラエルの民たちが、カナンの地に入城するときに、神様が仰せられました。「強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない!」この神様の御言葉をいただいて、彼らは大胆にカナンの地に入って行くことができました。今日、私たちの家族もみな、天の神様の御国に向かって大胆に生きて行くことができるように助けてください。約束の御言葉を信じ、従順に聞き従いながら、聖霊に満たされて暮らすようにみわざを働かせてください。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!