■聖霊のみわざ
「使徒の働き 2章:1節〜4節」
2:1 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。 2:2
すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。 2:3
また、炎のような分かれた舌が現われて、ひとりひとりの上にとどまった。 2:4
すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
聖書「使徒の働き」を通して、私たちは初代教会が五旬節の日に降臨なさった聖霊のみわざによって出発し、聖霊の御力によって福音の結実を拡散させていく姿を見ることができます。
イエス様が親しく、『しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。』(ヨハネの福音書16:7)と言われることによって、イエス様が地上での御使役を終えられた後、天に昇られてから、聖霊さまを私たちのところに遣わしてくださることを約束なさいました。
聖霊さまは、イエス様の約束通りにこの世に来られてイエス様のお働きを継承なさり、この世を福音で征服なさる働きをしておられます。
ところが、聖霊さまはお一人でみわざを働かされるのではなく、イエス・キリストの弟子たちを通して働かれました。聖霊さまは、イエス・キリストの弟子たちに力となって臨まれて、彼らを通して福音を伝えられたのです。『しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。』(使徒の働き1:8)と言われたイエス様の御言葉通りに、弟子たちは聖霊さまの強く激しい力を受けるや否や、生動感が溢れる信仰に満たされて大胆に、福音を宣べ伝えるようになりました。
それでは、聖霊さまはどのような働きをなさるのでしょうか?聖霊さまは、神様を信じない人々をイエス・キリストの許に導いて、悔い改め、救いを受けるようになさり、イエス・キリストのうちにあって信仰の道に歩むように助けてくださいます。
また、聖霊さまは聖徒さんたちが力ある進行生活をすることができるようにみわざを働かしてくださり、聖徒さんたちに賜物を授けてくださって、神様に忠実に仕え、教会の徳をたてるようになさり、人生の中で聖霊の実を結ぶようになさいます。それだけではありません。聖霊さまは私たちの心の中に光を照らして、暗闇の仕業を指摘してくださり、私たちを光の中に歩むように導いてくださいます。
ですから、私たちはいつも聖霊さまを認め、歓迎し、迎え入れ、拠り頼んで、私たちの人生の道を聖霊さまが導いてくださるように、その御力に頼らなければならないのです。
お祈り
私たちの創造主であられ、愛であられる、わが父なる神様!助け主・聖霊さまが私たちの傍にいつもいてくださって、私たちを助けてくださり、大胆な信仰生活をするように力を注いでくださって、有り難うございます。毎日、聖霊さまを認め、歓迎し、迎え入れ、拠り頼みます。私たち家族一同が聖霊の実を豊かに結ぶように助けてくだし。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
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