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3月26日


■神様が目を留められる祈り

「使徒の働き 4章:29節〜31節」

4:29 「 主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。
4:30
御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。」
4:31 らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。




五旬節の日の聖霊降臨以後、ぺテロとヨハネが、「美しの門」という名の宮の門前に座って施しを求めていた、生まれつき足のきかない男を立ち上がらせた事件がありました。これを見た祭司たち、宮の守衛長、またサドカイ人たちが、使徒たちにイェスの名を宣べ伝えてはならない、と脅迫しました(使徒の働き4:16〜18参照)。しかし、使徒たちは脅迫に屈することなく、「私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」(使徒4:20)と大胆に主張して、ついに彼らの手から釈放されました。


その後、ふたりは仲間たちと一緒に心を一つにして神様に祈りを捧げました。すると、神様が彼らの祈りに目を留められたので、その集まっていた場所が震い動き、一同が聖霊に満たされて、大胆に神様の御言葉を宣べ伝えることができたのです。それでは、神様が目を留められる祈りを捧げるためにはどうすれば良いのですか?


心を一つにして祈らなければなりません。イェス様は、『まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。』(マタイ18:19)と仰せられました。ですから、心を一つにして捧げる祈りには神様が目を留めてくださるのです。しかし、多くの人たちが集まって祈るとしても、心が一つになっていないなら、その祈りには神様が目を留めてくださらず、従って神様のみわざを働かせていただくこともできません。


また、神様の御言葉に基づいて祈らなければなりません。今日の奉読箇所「使徒の働き4章25節〜26節」を見ますと、初代教会の聖徒たちは「詩篇2篇1節〜2節」の御言葉に基づいて祈ったことを知ることができます。約束された御言葉に基づいて祈りを捧げる時、神様は答えてくださるしかないのです。


そして、具体的に祈らなければなりません。本文(奉読箇所)を通して私たちは、使徒たちと聖徒たちが捧げた祈りが具体的で、はっきりしているのを知ることができます。彼らは、ユダヤ人たちの脅威から、福音を宣べ伝える主のしもべたちを守ってくださることと、逆境に打ち勝つことができる大胆を与えてください、と祈りました(29節)。また、福音を宣べ伝える時、イェスの御名によって癒しが現れ、主のしるしと不思議なわざが臨むようにしてください、と祈りました。


こんにちも、聖徒さんたちが心を一つにし、御言葉に拠り頼んで具体的に祈る時、神様はその祈りに目を留められ、素晴らしいみわざで答えてくださいます。




お祈り

全知全能で、愛であられる、わが父なる神様!私たちを通して働かれる聖霊様を信じ、拠り頼みます。神様の御心通りに従順に聞き従いながら生きて行くことができるように、聖霊の油を私たちに注いでください。そして、大胆に神様の御国を証しし、神様の御言葉に拠り頼んで、毎日、私たち家族一同が心を一つにして祈ることができるように導いてください。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!