前へ    次へ

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月


2006年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            


4月6日


■心を新しくしなさい

「ローマ人への手紙 12章:2節」

12:2 この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。




人間は、罪によって霊が死に、霊の死は肉体を死ぬようにし、それで人間の心は形容し得ないまでに腐敗するようになりました。人間の心がいかに腐敗したことか、エレミヤ預言者は、『人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう。』(エレミヤ書17:9)と嘆きました。それでは、このように腐敗した人間の心をどうしたら新しくする事ができるでしょうか?


先ず、考え(思考)を新しくしなければなりません。人間は、アダムの犯罪以後に心の中で神様を思う事を嫌がりました。それは、アダムが神様の命令に逆らい、善悪の知識の木の実を取って食べて堕落し、心が甚だしく腐敗するようになったからです。このような腐敗した心が改めて新しくなるようにするためには、聖霊と御言葉を通して、私たちの人生観が新しくならなければなりません。すなわち、私たちの心が世俗を追求していたことから立ち返り、神様中心に変化されなければならないのです。


また、感情を新しくしなければなりません。人間は感情の動物です。いくら冷徹に理性に従って生きようとしても、喜怒哀楽の感情が理性を支配しますので、理性に従って生きることができません。それで私たちは、イエス様を信じて、いつも私たちの感情を御言葉と聖霊の光を通して新しく変化させなければなりません。


それから、意志を新しくしなければなりません。アダムは、神様からいただいた自由意志を使用して神様に逆らいました。しかし神様は、このような人間の逆らいを決して赦されはしません。神様は人類の歴史を主管なさり、人間の生死禍福を主管なさる絶対主権的意志を持っておられます。その神様の意志には、誰も逆らうことができないのです。


聖徒さんたちが数多くの苦難の目に会う理由は、今までに彼らの頑なな意志が神様の前に砕かれていないからです。それで神様は、彼らに度々試練と患難を送られて、頑なな意志を砕かれ、神様の絶対主権に全幅的に従順に聞き従うようになさるのです。イエス様は神様の御子でありながらも、この世に来られて、死なれるまでに神様の御心に従われました。


ですから、私たちの心がキリスト・イエスにあって信仰によって新しく変化されるためには、まず心を立ち返らせて神様が自分の人生の中心となるようにしなければならず、御言葉と聖霊で自分の感情を支配するようにしなければなりません。


更には、イエス様をお手本として、私たちの意志を神様の御心にいつも屈服するようにしなければならないのです。




お祈り

私たちの創造主であられ、愛であられる、わが父なる神様!毎日、私たちの思いと考えと意志が聖霊さまのお導きに与って新しくなるように助けてください。聖霊さま!私たちの霊の眼を開いてくださって、この世の世俗にまみれないように導いてくださり、何が良いことで、神様に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知ることができ、私たち家族一同が皆、心の一新によって自分たちを変えることができるように助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!