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4月23日


■感謝する生活の秘訣

「テサロニケ人への手紙 第一 5章18節」

5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。




今日の本文(奉読箇所)に、『感謝する生活が、キリスト・イエスにあって神様が私たちに望んでおられることです。』と記録されています。それでは、私たちが神様に感謝することができる根拠は何でしょうか?


私たちが神様に感謝することができるのは、神様が私たちのためにひとり子をお与えになったことにより、誰でも御子を信じる者は滅びることなく、永遠の命を持つようにしてくださった、その愛のゆえです。「ヨハネの福音書3章16節」に、『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。』と記録されています。


神様が私たちを愛してくださってこそ、神様が全知全能であられ、宇宙の中には居られないところがなく、全てを支配なさり、すべてを審かれる、偉大な方であられるという事実に意味があります。ところが神様は、イエス・キリストの十字架の死と復活を通して私たちに対する神様の愛を立証なさいました。


「ローマ人への手紙5章8節」に、『しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。』と記録されています。従って私たちは、神様を信じることができ、神様に私たちの人生を全的に委ねることができるのです。


このように、神様の愛を得て救われた私たちが、神様の御前で果たさなければならない義務は、感謝することです。感謝することは、イエス・キリストにあって私たちに対する神様のお望みであるからです。神様は何よりも先に、私たちが神様に感謝することを望んでおられます。私たちの信仰生活に感謝がないとしたら、神様の救ってくださる御力が臨まないかも知れません。


なぜなら、「詩篇50篇23節」に、『感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう。その道を正しくする人に、わたしは神の救いを見せよう。』と言われているからです。感謝することがない信仰生活は、刃の鈍った刀と同じく、雨のない雲のようなものです。


私たちクリスチャンは、たとえ肉の目で見るときには、事を成して行くことが難しく、理解することができなくても、神様がすべてのことを働かせて益としてくださることを信じているのですから、すべてのことに感謝することができるのです。聖書に、『神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。』(ローマ人への手紙8:28)と記録されています。


ですから、私たちの信仰生活に感謝が溢れるとき、活力があり、力ある信仰が湧き溢れて、益々私たちの人生に神様の救いのみわざが充満に現われるようになるのです。




お祈り

全知全能で、愛であられる、わが父なる神様! 私たちの生死禍福を主管なさる神様に、感謝と賛美と栄光を捧げます。私たちが毎日感謝することができるのは、私たちのためにひとり子イエス様を遣わしてくださって、私たちに永遠なる命を与えてくださったからです。私たちの家庭が主のお恵みを忘れず、どのような環境に置かれるとしても、神様に感謝する生活をするように導いてください。 イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!