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5月7日


■神様が共に居てくださる人

「ヨシュア記 14章:9節〜12節」

14:9 そこでその日、モーセは誓って、『あなたの足が踏み行く地は、必ず永久に、あなたとあなたの子孫の相続地となる。あなたが、私の神、主に従い通したからである。』と言いました。

14:10 今、ご覧のとおり、主がこのことばをモーセに告げられた時からこのかた、イスラエルが荒野を歩いた四十五年間、主は約束されたとおりに、私を生きながらえさせてくださいました。今や私は、きょうでもう八十五歳になります。

14:11 しかも、モーセが私を遣わした日のように、今も壮健です。私の今の力は、あの時の力と同様、戦争にも、また日常の出入りにも耐えるのです。

14:12 どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」




ユダ族のカレブは、神様が45年前に自分に約束してくださった山地を得るために、ヨシュアから許可を得ようとして訪れて来ました。そして、次のようにヨシュアに言いました。「どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」(12節)


カレブは、神様の約束の御言葉を忘れていませんでした。45年前に神様が与えてくださった約束を夢として受け入れ、その夢を抱いて45年を生きて来ました。そうするうち、「もう、神様がくださった夢が成就される時が来た!」という確信を持つようになるや、ヨシュアにその地をくれるようにと、主張するに至ったのです。このように夢を持った人だけが機会をつかむことができます。夢がない人はいい機会が来ても、それが機会であることを知らず、その機会を活用することができません。夢がある人だけが機会を察知し、その機会を効果的に利用することができるのです。


またカレブは、強く大胆な信仰を持っている人でありました。彼は85歳の老躯であるにもかかわらず、「モーセが私を遣わした日のように、今も壮健です。私の今の力は、あの時の力と同様、戦争にも、また日常の出入りにも耐えるのです。」(11節)と言っています。彼が占領しようとしている山地は、体格が大きく、力が強いアナク子孫の居住地でありましたので、イスラエルの民たちの中で誰も占領しようとする考えを持たない所でありました。ところがカレブは、ひとえに神様の約束だけを信じ、強く大胆な信仰をもって、その山地を征服しようと思い立ったのです。


こんにちも、カレブのように夢がある人は信仰を持つことができます。夢と信仰は一つです。夢が切実な人はそれだけ、信仰も切実であるしかありません。神様はこのように夢と信仰を持った人と共に居てくださり、同行してくださるのです。




お祈り

私たちの義であられる、わが父なる神様!神様の約束を忘れず、夢を持っていたカレブは、ついに、それほどまでに夢見ていた約束の地を相続地として得ました。主であられる神様!私たち家族も皆、神様からいただいた約束を信じ、カレブのように、強く大胆な信仰をもって生きて行くように助けてください。イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!