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6月19日


■神様から祝福していただく条件

「列王記 第一 9章:1節〜5節」
9:1 ソロモンが、主の宮と王宮、およびソロモンが造りたいと望んでいたすべてのものを完成したとき、
9:2 主は、かつてギブオンで彼に現われたときのように、ソロモンに再び現われた。

9:3 主は彼に仰せられた。「あなたがわたしの前で願った祈りと願いをわたしは聞いた。わたしは、あなたがわたしの名をとこしえまでもここに置くために建てたこの宮を聖別した。わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある。

9:4 あなたが、あなたの父ダビデが歩んだように、全き心と正しさをもって、わたしの前に歩み、わたしがあなたに命じたことをすべてそのまま実行し、わたしのおきてと定めとを守るなら、
9:5 わたしが、あなたの父ダビデに、『あなたには、イスラエルの王座から人が断たれない。』と言って約束したとおり、あなたの王国の王座をイスラエルの上に永遠に確立しよう。




今日の本文(奉読箇所)は、「列王記第一8章」のソロモン王の神殿奉献祈祷に対する神様の御答えです。神様は、ソロモン王個人とイスラエル全民族の存続は、神様のおきてと定めを守るか、どうかに関わっていると警告なさいました。神様は、御言葉に従順に聞き従い、神様のおきてと定めを守るなら、神殿で民たちと会ってあげるけれども、偶像を崇拝したら、建てた神殿までも投げ捨てる(9章7節参照)と言われたのです。

神様は、ソロモン王に、神様のお恵みと祝福を持続的に享受したいなら、神様の御言葉に従順に聞き従わなければならない、と言われました。神様に対する従順は、外形的な儀式に従うことではなく、全き心と正しさをもって主の前に歩み、心の中心から湧きあがる従順でなければならないのです。神様は、ソロモン王の後継ぎがこのように持続的に従順に聞き従う限り、王国の王座をイスラエルの上に永遠に確立させよう、とも約束なさいました。

しかし、ソロモン王や彼の子孫たちが神様に背き、従順に聞き従わなかったら、『わたしが彼らに与えた地の面から、イスラエルを断ち、わたしがわたしの名のために聖別した宮を、わたしの前から投げ捨てよう。こうして、イスラエルはすべての国々の民の間で、物笑いとなり、なぶりものとなろう。』(9章7節)と警告なさいました。このような警告にも拘わらず、結局イスラエルは神様に背を向けて偶像に仕え、その結果、神様の警告の通りになりました。

神様は、すべての祝福の根源であられます。ですから、祝福していただくためには神様を捜し求めてお会いしなければならず、神様の御言葉に従順に聞き従わなければなりません。数多くの人たちが祝福を得るために探し回り、得られないまま疲れてしまい、落胆してしまいます。祝福を捜し求めて駆け回る人は、それを達成することができません。

しかし、神様を捜し求め、お会いして、神様の御心に従って生きて行こうと努力する人は、持続的に神様のお恵みと祝福をいただくことができるようになります。ですから、私たちはいつも、自分自身を顧みながら神様に対する信仰を点検し、間違いを悔い改めて、神様の救いのお恵みと祝福が常に満ち溢れるようにしなければならないのです。




お祈り

愛であられる、わが父なる神様!

私たち家族が皆、主の御言葉に従順に聞き従う毎日を暮らすことができるように、各々自分自身をいつも顧みながら、神様の救いのお恵みと祝福に感謝する、立派な信仰生活を営んで行けるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!