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6月30日


■サタンが私たちを誘惑する方法

「列王記 第二 18章:28節〜31節」
18:28 こうして、ラブ・シャケはつっ立って、ユダのことばで大声に呼ばわって、語って言った。「大王、アッシリヤの王のことばを聞け。
18:29 王はこう言われる。ヒゼキヤにごまかされるな。あれはおまえたちを私の手から救い出すことはできない。
18:30 ヒゼキヤが、主は必ずわれわれを救い出してくださる、この町は決してアッシリヤの王の手に渡されることはない、と言って、おまえたちに主を信頼させようとするが、そうはさせない。
18:31 ヒゼキヤの言うことを聞くな。アッシリヤの王はこう言っておられるからだ。私と和を結び、私に降参せよ。そうすれば、おまえたちはみな、自分のぶどうと自分のいちじくを食べ、また、自分の井戸の水を飲めるのだ。




私たちは信仰生活をする中で、いつもサタンの誘惑を受けます。私たちは、本文に出てくるアッシリヤ王の臣下であるラブ・シャケの言葉を通して、サタンがどんな方法で私たちを誘惑するかを悟り、いつも目を覚ましてまともな信仰生活をしなければなりません。

第1番目に、サタンは、私たちが神様を疑うように仕向けます。ラブ・シャケは、ユダの民たちに「国々のすべての神々のうち、だれが自分たちの国を私の手から救い出しただろうか。主がエルサレムを私の手から救い出すとでもいうのか。」(列王記第二18:35)と言うことによって、ユダの民たちが神様の御力を疑うようにしています。

こんにちも、サタンは私たちに囁いています。「神が生きているとしたら、なぜ、あなたをそのような困難な状況から救い出してくれないのか?なぜ、神はあなたの祈りを聞き叶えてくれないのだろうか...?」私たちの心にこのような疑いが生じる時、私たちは、これがサタンの囁きであることを即時に看破して、敵対しなければなりません。

第2番目に、サタンは、世俗的なことたちで私たちを誘惑します。ラブ・シャケは、エルサレムの町を包囲してから、食料と水が不足しているユダの民たちに次のように誘惑しました。「その後、私が来て、おまえたちの国と同じような国におまえたちを連れて行こう。そこは穀物とぶどう酒の地、パンとぶどう畑の地、オリーブの木と蜜の地である。それはおまえたちが生きながらえて死なないためである。たとい、ヒゼキヤが、主がわれわれを救い出してくださると言って、おまえたちをそそのかしても、ヒゼキヤに聞き従ってはならない。」(列王記 第二18:32)

こんにちもサタンは、物質、名誉、権力、世俗的な快楽などで私たちを誘惑しているのです。

第3番目に、サタンは、聖徒たちを互いに仲たがいするように仕向けます。ラブ・シャケは突っ立って、ユダの民たちに「ユダのことばで大声に呼ばわって、語って言った。「大王、アッシリヤの王のことばを聞け。王はこう言われる。ヒゼキヤにごまかされるな。あれはおまえたちを私の手から救い出すことはできない。」(列王記 第二18:28〜29)と言いながら、王と民とを仲たがいさせようとしました。

私たちは信仰生活をしながら、この様な手段で私たちを誘惑するサタンの計略に、度々巻き込まれます。これからは気をつけて、サタンの誘惑を断固として退かせることによって肯定的な信仰生活をして行かなければならないのです。




お祈り

全知全能であられる、わが父なる神様!

サタンは、こんにちも私たちをつまずかせ、倒そうとしてあらゆる誘惑をしています。これからは絶対にサタンの誘惑に負けることなく、聖霊さまにだけ拠り頼む信仰生活をしていけるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!