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7月11日


■賛美とは何でしょうか

「 歴代誌 第一 25章:1節〜3節」
25:1 また、ダビデと将軍たちは、アサフとヘマンとエドトンの子らを奉仕のために取り分け、立琴と十弦の琴とシンバルをもって預言する者とした。その奉仕に従って、仕事についた者の数は次のとおりである。

25:2 アサフの子では、ザクル、ヨセフ、ネタヌヤ、アサルエラ。これらはアサフの子で、王の指揮に従って、預言するアサフの指揮下にあった。

25:3 エドトンについて。エドトンの子は、ゲダルヤ、ツェリ、エシャヤ、シムイ、ハシャブヤ、マティテヤの六人。立琴をもって主をほめたたえ、賛美しながら預言する彼らの父エドトンの指揮下にあった。




「歴代誌第一25章」には、ダビデが構成した24の組分けの祭司組織の中、賛美隊の隊員たちと彼らの任務に関して記録されています。特に「25章3節」には、「主をほめたたえ、賛美しながら予言する」組と記録されていますが、これは賛美が何であるかをはっきりと見せてくれています。

まず、賛美とは、霊的な歌です。「霊的な歌」というのは、「神様の御力によって預言する」、あるいは「将来のことを語る」という意味を持っています。つまり、賛美は、聖霊の感動によって歌われる神様のための歌であり、神様の救いのみわざを歌うものである、という意味です。ここには、神様が以前に、施された恵みと、現在私たちの人生に義の実を与えてくださる恵み、そして、未来にも相変わらず施してくださるみわざに対する告白が含まれます。

また、賛美とは、感謝することです。「感謝する」という言葉の原語は、「手を伸ばして有り難がる」、「自白して服従する」という意味を持っています。すなわち、賛美とは、あらゆる罪悪から救ってくださった神様の恵みに感謝し、このような救いの恵みを施してくださったのにもかかわらず、継続して罪を犯すことに対して悔い改め、自白して服従する心情で賛美することを意味します。

そして、賛美とは、「ほめたたえる」ことです。また「賛美する」という言葉は、強調用法として「ほむべきかな」などの意味で使われもします。まことの賛美の意味は、神様を「たたえ」「ほめる」ことにあります。

私たちは、まだ持っていないもの、まだ答えていただけなかったことによって嘆くよりは、神様が既に私たちに与えくださったもの、既に答えてくださったことで、まず感謝しなければなりません。それだけではなく、現在、私たちと同行して居られ、すべてのことを働かして益としてくださる神様を「ほめたたえ」、私たちの人生を永遠に導いてくださることを賛美する、賛美の人生を生きて行かなければなりません。




お祈り

イスラエルの賛美の中におられる神様!

今日も、私たちの口が主を賛美することを願います。霊的な歌で感謝し、主を益々ほめたたえることができるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!