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7月16日


■もし、ほかの神に仕えたら

「歴代誌 第二 7章19節〜22節」
7:19 しかし、もし、あなたがたがそむいて、あなたがたに授けたわたしのおきてとわたしの命令とを捨て去り、行ってほかの神々に仕え、これを拝むなら、
7:20 わたしが彼らに与えた地から、彼らを根こぎにし、わたしがわたしの名のために聖別したこの宮をわたしの前から投げ捨て、これをすべての国々の民の間で、物笑いとし、なぶりものとする。
7:21 かつては並びもなく高かったこの宮も、そのときには、そのそばを通り過ぎる者がみな、驚いて、『どういうわけで、主はこの地とこの宮とに、このような仕打ちをされたのだろう。』と言うであろう。
7:22 すると人々は、『あの人たちは、エジプトの地から連れ出した彼らの父祖の神、主を捨てて、ほかの神々にたより、これを拝み、これに仕えた。そのために、主はこのすべてのわざわいをこの人たちに下されたのだ。』と言うようになる。




今日の本文は、主の宮の工事が完成した後に、神様がソロモン王に現われて仰せられた御言葉の中で、第1の戒めの違反に対して仰せられた御言葉です。神様は、私たちがもしも神様に背いて、神様の掟と命令を捨て去り、ほかの神に仕え、それを崇拝したら、神様の災いが下る、と仰せられました。

まず私たちは、神様の掟と命令を捨て去って、ほかの神に仕え、崇拝することが何を言う事かを知らなければなりません。これは単に信仰を捨ててほかの神を信じ、その前にひれ伏して拝むと言う意味だけではありません。私たちが神様のほかに、どんことであろうと、それを神様よりもっと愛し、関心と愛着を持つとしたら、それが即ち、ほかの神に仕え、崇拝することになるのです。それでは、このように私たちが神様以外にほかに神に仕えたらどうなるでしょうか?

第1番目に、神様が与えてくださった地から根こそぎにする、と言われました。「根こそぎにする」という言葉のヘブル原語の意味は、“破壊する”“捨てる”または“裂いてしまう”と言うことです。それで、「神様が与えた地から、根こそぎにする。」と言う言葉は、神様が与えてくださった地から追い出し、捨ててしまう…と言うことです。これは、神様が私たちに与えてくださった全ての祝福を取り上げる、と言う意味です。

第2番目に、神様が聖別された聖殿までも、投げ捨てると仰せられました。聖殿は神様が居られる家です。神様は聖殿に居てくださることで、イスラエルの民たちと共に居てくだしました。しかし、イスラエルの民たちが偶像に仕えたら、その聖殿を投げ捨てる、と言われたのです。「捨てる」と言う言葉のヘブル原語の意味は、“遠くに投げ捨てる”です。従って、「聖殿を投げ捨てる」と言うことは、神様がイスラエルの民たちと共に居てくださられない、と言う意味です。

こんにち、私たち一人一人は、神様の聖殿です。しかし、私たちも偶像に仕えたら、神様から投げ捨てられるようになる、と言う事実を記憶しなければなりません。

 第3番目に、偶像に仕えた人たちを、神様はすべての国々の民の間で物笑いとし、なぶりものにするする、と言われました。即ち、物笑いにしてすべての人たちから指差されるようにする、と言われたのです。

主である神様は、御自ら「ねたむ神」(出エジプト記20:5参照)であると仰せられました。ですから、神様がもっとも喜ばれることは、私たちが一生涯、完全に神様だけを信じ、愛し、従順することであると言う事実を心に刻み込んで置かなければならないのです。




お祈り

全知全能であられる、わが父なる神様!

この世でまことの神様は、唯一の主であられる神様しか居られないことを告白します。私たち家族が皆、徹底的に神様にだけ仕え、拠り頼み、礼拝するように助けてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!