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7月17日


■へりくだりなさい

「歴代誌 第二 12章 5節〜7節」
12: 5 そのとき、預言者シェマヤが、レハブアムと、シシャクを前にしてエルサレムに集まったユダのつかさたちのもとに来て、彼らに言った。「主はこう仰せられる。『あなたがたがわたしを捨て去ったので、わたしもまたあなたがたを捨ててシシャクの手に渡した。』」
12: 6 すると、イスラエルのつかさたちと王とはへりくだり、「主は正しい。」と言った。
12: 7 主が、彼らのへりくだった様子をご覧になると、シェマヤに次のような主のことばがあった。「彼らがへりくだったので、わたしは彼らを滅ぼさない。間もなく彼らに救いを与えよう。シシャクの手によって、わたしの怒りをエルサレムに注ぐことはやめよう。




レハブアム王は、初期の統治3年間は比較的に神様に従順しました(歴代誌第二11章参照)が、即位4年目になる年からは堕落の道に歩き出しました。これに対して、神様はエジプトの王シシャクの手にユダを渡され、この事実を預言者シェマヤを通して通告なさいました。

レハブアム王とイスラエルの司たちは、シェマヤの予言を聞いて、自らへりくだり、罪を告白して悔い改めました。その結果、神様は怒りを注がれることを取り止められて、彼らに救いを与えられました。

或る日、聖フランシスの弟子の中の一人が、夢の中で天の御国に行きました。そこに高い椅子がありましたが、その椅子は空いていました。彼は、その椅子の主人が誰なのか知りたくなって、天使に尋ねました。

「この椅子には、誰が座るのですか?」

「その椅子は、世の中で一番謙遜な聖フランシスが座る椅子です。」

彼は夢から覚めた後、自分の先生を試してみたくなりました。それで、「先生。先生はご自分をどんな人だと思いますか?」と聞きました。すると、聖フランシスが答えました。「私は、この世の中でもっとも悪い人だと思います。」「先生。そんな嘘がどこにありますか。すべての人たちが先生を“聖者”だと呼んでいます。この世の中は悪い人でいっぱいです。先生のような方がこの世で一番悪い人だと言うのは、話になりません。」

これに対して、聖フランシスが、「それは、貴方が知らないからそう言うのです。私が神様からいただいた恵みを、もしもほかの人が貰ったなら、その人は私よりはるかにもっと立派な人になった筈です…。」と、答えました。

聖書に、『みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです。』(ペテロの手紙第一5:5)と記録されています。

自分の弱さを顧みて、神様の前にひざまずく謙遜は、高貴で美しいクリスチャンのまことの姿なのです。




お祈り

愛と慈しみであられる、父なるわが神様!

イエス様の謙遜な御心を模範としたいです。私たちが皆、神様と人たちの前で、まことに謙遜な人になれるように助けてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!