前へ    次へ

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月


2006年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          


7月26日


■教会を妨げるサタンの3代戦略

「エズラ記 4章 3節〜6節」
4: 3 しかし、ゼルバベルとヨシュアとその他のイスラエルの一族のかしらたちは、彼らに言った。「私たちの神のために宮を建てることについて、あなたがたと私たちとは何の関係もない。ペルシヤの王、クロス王が私たちに命じたとおり、私たちだけで、イスラエルの神、主のために宮を建てるつもりだ。」
4: 4 すると、その地の民は、建てさせまいとして、ユダの民の気力を失わせ、彼らをおどした。
4: 5 さらに、議官を買収して彼らに反対させ、この計画を打ちこわそうとした。このことはペルシヤの王クロスの時代からペルシヤの王ダリヨスの治世の時まで続いた。
4: 6 アハシュエロスの治世、すなわちその治世の初めに、彼らはユダとエルサレムの住民を非難する一通の告訴状を書いた。




帰還したイスラエル民族が神殿の基礎を整え、本格的に神殿の建築に入るや、ユダとベニヤミンの子孫のたちが妨げ始めました。その民たちは、主である神様だけを拝む信仰の純粋性を失い、異邦民族と婚姻を結び、偶像に仕えるサマリヤの住民たちでありました。今日の本文には、彼らがどのような方法で神殿の建築を妨げたかについて記録されています。

まず、彼らはゼルバベルと一族のかしらたちのところに来て、「私たちも、あなたがたと一緒に建てたい。私たちは、あなたがたと同様、あなたがたの神を求めているのです。」と言いました。ここで私たちは、サタンが神殿の建築を妨げるために、巧妙な戦術を使用していることを知ることができます。彼らは一緒に建てようと言いましたが、純粋な信仰を失ってしまった彼らと共に働いたら、聖なる神様のための仕事が妨げられるのは目に見えることなのです。

こんにち、私たちが神様の福音を伝える時、エホバの証人とか統一教の教徒たちと共に働けないのと同様です。それで、「コリント人への手紙第ニ6章14節〜15節」に、『不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。キリストとベリアルとに、何の調和があるでしょう。信者と不信者とに、何のかかわりがあるでしょう。』と記録されているのです。

 ゼルバベルとヨシュアが敵たちの提案を拒むや、今度は敵たちがベルシヤの官吏たちに賄賂をあげて買収し、神殿建築を妨げました。ここで、私たちは彼らが最初に一緒に宮を建てようとした意図をはっきりと知ることができます。彼らは、自分たちの姦計が霧散するや、本性を現したのです。

こんにちも、サタンは教会の敵たちを扇動し、権力者たちを買収することによって、教会の働きを妨げるのです。

サタンはもう一つの戦術、つまり告訴戦術を使用しました。本文「4章6節」を見ますと、『アハシュエロスの治世、すなわちその治世の初めに、彼らはユダとエルサレムの住民を非難する一通の告訴状を書いた。』と記録されています。このように、こんにちも、サタンは教会の敵たちが権力にへつらい、告訴するようにさせることによって教会の働きを妨げます。

ですから、私たちは神様の武具を着て、いつも目を覚まし、そして祈ることによって敵サタンが官吏たちを惑わすことができないようにし、さらには教会が堅固に立っていくようにもっと祈りに励まなければならないのです。




お祈り

真理であられる、わが父なる神様!

敵サタンは、時と場所を問わずに神様を逆らい、主の働きに妨害を加えようとします。サタンのあらゆる悪い企みから私たちが勝つために、今日も聖霊に満たされ、御言葉で武装することができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!