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8月6日


■はなはだ大きくなる秘訣

「ヨブ記 8章 5節〜7節」
8: 5 もし、あなたが、熱心に神に求め、全能者にあわれみを請うなら、
8: 6 もし、あなたが純粋で正しいなら、まことに神は今すぐあなたのために起き上がり、あなたの義の住まいを回復される。
8: 7 あなたの始めは小さくても、その終わりは、はなはだ大きくなる。




『あなたの始めは小さくても、その終わりは、はなはだ大きくなる。』という御言葉は、私たちが事業を始める人たちに、激励の詞として多く使う御言葉です。ところが、今日の本文(奉読箇所)は、このようにはなはだ大きくなることのできる秘訣を説明してくれたいます。

第1番目に、神様を熱心に求めなければなりません。神様を熱心に求めるということは、神様と交わり合うために尽力するということであり、聖霊で充満になるように祈り求めるということです。また、神様をもっと良く知るために御言葉を黙想し、常に神様中心の人生を生きていくために努力する、ということです。 神様は、『もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを探し求めるなら、わたしを見つけるだろう』(エレミヤ書29:13)と仰せられました。

第2番目に、全能者にあわれみを請わなければなりません。これは、神様のお恵みを祈り求めなければならないということです。神様は、私たちのために、私たちの一生の間に必要なすべてのものを既に備えて置かれたのです。しかし、このすべては私たちが神様にお祈りを捧げる時にいただくことができます。「エゼキエル書36書36節」を見ますと、神様がイスラエル民族を捕虜生活から立ち返らせようと約束なさいました。しかし、37節には『わたしはイスラエルの家の願いを聞き入れて、次のことをしよう』と仰せられました。

このように、神様は既に備えて置かれ、与えると約束をなさったとしても、私たちが祈り求める時に与えてくださるのです。従って、私たちは必要なものを求めるためのお祈りを怠ってはなりません。

第3番目に、私たちは純粋な心を持たなければなりません。純粋であるということは、神様の御前で傷がなく、言動と思考が清く純真であることを言います。純粋な心は、主である神様の御教えを昼も夜も口ずさみ、記録されたとおりに守ろうと努力する時、持つことができるのです。純粋な心は、いつも神様と同行することができる条件となります。

これに対しては、イエス様も、『心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです。』(マタイの福音書5:8)と仰せられました。

第4番目には、正しい心を持たなければなりません。神様と人の前で、真実であり、偽りがあってはなりません。聖書には、『主は恵みと栄光を授け、正しく歩く者たちに、良いものを拒まれません。』(詩篇84:11)と記録されています。私たちが正しく行う時、神様が私たちのために起き上がってくださり、私たちの義の住まいを回復してくださるのです(6節)。




お祈り

愛が豊かであられ、聖き、わが父なる神様!

私たちに、はなはだ大きくなることができる秘訣を教えてくださって有り難うございます。神様を熱心に求め、祈り、また、清く正しく真実な心によって行い、すべての点において幸いを得ることができるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!