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8月15日


■私たちの主人となられる神様

「ヨブ記 38章:1節〜7節」
38:1 主はあらしの中からヨブに答えて仰せられた。

38:2 知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか。
38:3 さあ、あなたは勇士のように腰に帯を締めよ。わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ。
38:4 わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。
38:5 あなたは知っているか。だれがその大きさを定め、だれが測りなわをその上に張ったかを。
38:6 その台座は何の上にはめ込まれたか。その隅の石はだれが据えたか。
38:7 そのとき、明けの星々が共に喜び歌い、神の子たちはみな喜び叫んだ。




極端な苦難の目に会っているヨブに、3人の友人が訪ねてきてヨブと激烈な討論を展開し、エリフも彼の意見を述べ立てましたが、問題は解決されませんでしたところが、その時まで沈黙しておられた神様が、ついに嵐の中から仰せられ始めました。今日は、神様が仰せられた御言葉を中心にして、私たちの主人となられる神様がどのようなお方であるかを調べてみたいと思います。

第1番目に、神様は創造主であられます。神様は、ヨブに、神様がこの世を創造なさる時にどこへ居たかと、尋ねられました。そう言われながらも、直ぐに、神様が万物を創造なさった創造主であられることを明確に仰せられました。万物は、神様の御言葉で創造されました。ですから私たちは、創造主であられる神様に栄光をお帰しする人生を生きなければならないのです。

第2番目に、神様は主権者であられます。今日の本文は、神様を、自然を主管なさり、摂理される主権者であると描写しています。神様は時に従って星が出るようになさり、季節を循環させられ、昼と夜を主管なさいます。

神様は、お一人で世の万物と宇宙の運行を主管なさいます。世の中の万物の中には、人間も含まれています。従って、私たちを主管なさる神様を、創造の主人として迎え入れ、その御心に絶対に服従する人生を営まなければならないのです。

第3番目に、神様は審き主であられます。私たちの主人となられる神様は、公義の神様であられます。神様の公義がもっとも克明に現われたところは、イエス・キリストの十字架です。公義の神様は、人類の罪を贖ってくださるために、ひとり子イエス・キリストを凄惨に審判なさいました。

神様は、罪と妥協することができません。それで、私たちはいつも罪から離れた人生を営まなければならないのです。

このように、私たちの主人となられる神様は、すべての万物の創造主であられ、万物をその御心に従って運行なさる主権者であられ、公義の審き主であられます。ですから、神様を信ずる私たちは、神様の被造物として、その民として、しもべである者として、主人であられる神様から喜ばれる人生を生きなければならないのです。




お祈り

私たちの主人であられる、父なる神様!

私たちの創造主であられ、自然と人間を主管なさり、審き主として来られたことに感謝申し上げます。私たちが神様の民として、罪から離れ、神様のお喜びに与る人生を生きて行けるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!