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8月30日


■恐れる必要がない理由

「詩篇 46篇 7節〜11節」
46: 7 万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらのとりでである。セラ
46: 8 来て、主のみわざを見よ。主は地に荒廃をもたらされた。
46: 9 主は地の果てまでも戦いをやめさせ、弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれた。
46:10 「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」
46:11 万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらのとりでである。セラ




人は誰にも恐れる心があります。しかし、世の人々とは違い、神様を「アバ、父。」と呼ぶ私たちには、恐れる必要がない理由があります。

第1番目に、神様は避けどころとなられるからです。避けどころとは危険を避けることができる安全な場所を言います。世の中は不安全であり、戦争、凶年、災難など、いつ、どんなことが起こるか分かりません。

しかし、私たちは恐れる必要がありません。私たちがどんなに危険な状況に置かれても、祈りを通して神様に私たちの事情を申し上げたら、避けどころとなられた神様が私たちをその広い懐に抱いてくださり、安全に保護してくださるからです。

第2番目に、神様が助けてくださるからです。全能であられる神様が、私たちが苦難の目に会う時ごとに助けてくださる恵みをほどこしてくださるのに、何が怖いでしょうか。神様は、イスラエルの民たちが紅海の前で進退両難の時、海を分けて陸地を作られ、荒野の生活40年の間、農作をしなくても天からマナを降らせて民たちに食べさせられることによって、彼らは食べたり飲んだり、なんの苦難にも会わないようにしてくださいました。

荒野でイスラエルの民たちを助けられた神様は、今日も全く同じく、私たちの中に来られて、助けてくださっておられるのです。ですから、私たちはどのような問題に会おうとも恐れる必要がないのです。

第3番目には、神様が共に居てくださるからです。神様は、この宇宙の中どこにもおられるお方です。それで神様は「無所不在」であると、私たちは崇め、たたえているのです。神様は、いつ、どこででも、私たちと共に居てくださいます。このように、神様は私たちといつも同行してくださるのですから、私たちには恐るべき対象がありません。

お金をたくさん持っている人が皆さんと共に居てくれながら、お金に対して心配するな、と言うとしたら、皆さんはお金に対して心配するでしょうか。同じことです。全知全能であられ、無所不在であられる神様が私たちと共に居てくださるのに、何を恐れる必要があるでしょうか。

私たちと共に居てくださり、私たちの避けどころであられる神様は、私たちの一生を助けてくださり、導いてくださいます。ですから私たちは、いつも恐れることなく、大胆に生きて行くことができるのです。




お祈り

万軍の主であられる、父なる神様!

危険を避けることができる避けどころとなってくださり、苦難の目に会う時、助けてくださるお恵みをほどこしてくださって、有り難うございます。また、聖霊様として来られて、いつも私たちの傍に、私たちの中に共におられて、これからも私たちから恐れる心が去り、大胆に信じながら、ますます神様にだけ拠り頼む私たちとなるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!