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8月31日


■なぜ感謝しなければならないか

「詩篇 50篇11節〜15節」
50:11 わたしは、山の鳥も残らず知っている。野に群がるものもわたしのものだ。
50:12 わたしはたとい飢えても、あなたに告げない。世界とそれに満ちるものはわたしのものだから。
50:13 わたしが雄牛の肉を食べ、雄やぎの血を飲むだろうか。
50:14 感謝のいけにえを神にささげよ。あなたの誓いをいと高き方に果たせ。
50:15 苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。」




こんにち、世の中には、私たちを不安と恐怖でふるえ慄くようにする事件が絶え間なく起こっています。それだけでなく、生活する中で、恨み、不平を言いたくなることが絶えず生じています。それにもかかわらず、私たちはすべての点で神様に感謝しなければならない理由があります。

第1番目に、私たちには永遠なる天国がありますので、神様に感謝しなければなりません。安らかに休める故郷の家のある人は、異郷での生活がいくら辛く、苦しくても、その苦労を意に介しません。これと同じく、イエス・キリストを救い主として信じる私たちには、永遠なる故郷、つまり神様が造られた新しい天と新しい地、新しいエルサレムがありますので、この世での人生が辛く疲労困憊しても、これを充分に克服しながら生きていくことができます。

イエス様を信じる私たちには、神様の御国が相続されますから、心の中に希望があり、このような希望があるので、神様に感謝を捧げるようになるのです。

第2番目に、この世を生きる間、私たちが神様の子となったのですから、神様に感謝しなければなりません。この世で他人の子どもを養子として迎え入れ、戸籍に載せたら、実の子どもと同様に自分の子どもとなり、法的に同一な待遇を受けるようになります。

神様は、ひとり子イエス様をこの世に遣わされて、私たちに代わって罪と不義と呪いと滅亡を担わせ、十字架に架けられて死ぬようになさってから、よみがえらせました。このことにより、イエス様を信じる人は誰でも、神様の子どもとなって法的に同じ待遇を受け、神様の御国を相続してもらえるようになるのです。

第3番目に、神様は、優しい羊飼いとして私たちを顧みてくださるのですから、感謝しなければなりません。私たちが羊飼いであられる神様に従順に従い、神の御国とその義とを先ず第一に求める生活をするとしたら、神様は私たちのすべての必要を満たしてくださいます。

使徒パウロは、ピリピ教会の聖徒たちに、『また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。』(ピリピ人への手紙4:19)と言いました。このように、私たちの髪の毛までも数えられる神様は私たちのすべての必要を知っておられて、いつも満たしてくださるのです。

ですから、環境に、憂鬱で息苦しく、悲しいことが襲って来ても、神様の民たちは絶えず、神様に感謝しなければなりません。なぜなら、神様の民である私たちには感謝すべき条件が多いからです。




お祈り

まことに素晴らしい、父なる神様!

有難うございます。イエス・キリストの尊い血潮で私たちを救ってくださり、子としてくださり、永遠なる故郷である天国を待ち望みながら生きるようにしてください。私たちがこの世を生きる間、素晴らしい私たちの羊飼いとなられて、すべての必要をこれからも満たしてくださる事を信じます。いつも共に居てくださり、助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!