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9月21日



■主が私を助けられた

「詩篇 118篇:5節~9節」
118:5 苦しみのうちから、私は主を呼び求めた。主は、私に答えて、私を広い所に置かれた。
118:6 主は私の味方。私は恐れない。人は、私に何ができよう。
118:7 主は、私を助けてくださる私の味方。私は、私を憎む者をものともしない。
118:8 主に身を避けることは、人に信頼するよりもよい。
118:9 主に身を避けることは、君主たちに信頼するよりもよい。




‘ジュ・ナムソン’牧師先生が日本帝国の朝鮮総督府時代に、神社参拝に反対したことから警察に捕らえられて行かれ、拷問を受けた時のお話です。当時の日本警察の拷問は、残忍この上もない残酷なものでありました。情け容赦なく棍棒でさんざんに殴るなど、むごい目に会わせてから、日本人の刑事が「よく考えて、心を入れ直せ!」と言いました。

「百度考えても同じことです。まことの神は、私たちの唯一の神様だけです。他に神はありえません。」そう答えるや、棍棒でまためちゃくちゃに殴られました。牧師先生はセメントの床に倒れて気を失ってしまいました。

しばらく経ってから意識が戻った時、回りは静かでありました。牧師先生はその場にひれ伏して、この艱難に打ち勝つことができるようにしてください、と主に熱く祈りました。長い間祈りを捧げる中で、偶然にセメントの床を手で触って見ましたところ、水で濡れているセメントの表面が火を焚いたオンドル(韓国式の部屋)のように暖かく、牧師先生の体はまるで柔らかい毛布に包まれているように感じられました。それで牧師先生は、自然と眠くなり、目をつぶって深い眠りに落ち込みました。

‘ジュ・ナムソン’牧師先生はその当時のことを、次のように回想されました。「柔らかい毛布は、私たちの神様でありました。そして私は、神様の懐の中で安らかに過ごすことができました。神様は、信仰を守るために苦難の目に会っている人と共に居てくださるのです。」

「イザヤ書43章1節~2節」を見ますと、『恐れるな。わたしがあなたを贖ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの。あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。』と記録されています。

ですから、私たちに逆境が押し寄せて来た時、私たちの信仰を堅く守り、私たちを助けてくださる神様に益々もっと拠り頼まなければならないのです。





お祈り

苦しみの中でも共にいてくださる、父なる神様!

私たちを水の危険と火の危険から救い出してくださり、神様の懐に抱いて守ってくださる神様に感謝申し上げます。私たちが信仰を堅く守り、どんな場合にも救ってくださる神様に益々もっと拠り頼む私たちとなるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!