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■祈る理由
「詩篇 141篇 1節～5節」
141: 1 主よ。私はあなたを呼び求めます。私のところに急いでください。私があなたに呼ばわるとき、私の声を聞いてください。
141: 2 私の祈りが、御前への香として、私が手を上げることが、夕べのささげ物として立ち上りますように。
141: 3 主よ。私の口に見張りを置き、私のくちびるの戸を守ってください。
141: 4 私の心を悪いことに向けさせず、不法を行なう者どもとともに、悪い行ないに携わらないようにしてください。私が彼らのうまい物を食べないようにしてください。
141: 5 正しい者が愛情をもって私を打ち、私を責めますように。それは頭にそそがれる油です。私の頭がそれを拒まないようにしてください。彼らが悪行を重ねても、なおも私は祈ります。
神様の御言葉には、力があります。この御言葉が私たちの生活の中で体験するようになる時、私たちはその御言葉の力をもっと実感するようになります。それと同じく、祈りも私の人生の中で体験するようになる時にこそ、その重要さと偉大さを悟るようになるのです。
誰かが、私に｢あなたの信仰生活の中で、一番重要なのは何ですか？｣と訊くとしたら、私はためらわずに「神様の御言葉と、聖霊と、祈祷生活です。」と答えるでしょう。それで、今日は、信仰生活の中で私たちが必ず祈らなければならない理由を知ることによって恵みを分かち合いたいと思います。
第一番目に、祈ることを通して、私たち自身を変化させることができるから、私たちは祈らなければなりません。人間は対話を通して知識を交換し、人格を整えていきます。ですから、人間の出会いは重要です。
ところが、人生において最も重要な出会いは、イエス・キリストを通した神様との出会いです。私たちが罪の赦しを受け、イエス様を救い主として受け入れたら、その時から、主との対話のために祈るようになります。その祈りの出会いを通して神様の御前に出て行ったら、神様が私たちを驚くほどに変化させてくださいます。私たちが持っている弱点と過ちが、助け主聖霊さまの御助けを通して長所として開発され、変化されるのです。
第二番目に、祈りは、霊的戦争において勝利するようにします。私たちが生きているこの世の中には、神様がおられるだけではなく、悪い敵サタンも共に存在しています。サタンは手段方法構わずに、どのようにしてでも私たちを盗み、殺し、滅ぼそうとしています(ヨハネの福音書10：10)。旧約の人物であるダニエルは、とりこになったイスラエルが母国に帰ることができるように、と祈りを捧げました(ダニエル10章参照)。
彼が祈り始めてから２１日目の日に天使が現れ、ダニエルの祈りが最初の日に答えられたが、悪い敵サタンの空中勢力と敵対していたので、今になって御答えを持って来ることができた、と言いました。もしも、ダニエルが祈りの勇士でなかったら、祈りの御答えは永遠に受けることができなかったはずです。このように、祈りはサタンの陣を打ち破る力があります。
第三番目に、祈りは、神様の御手を動かします。私たちが祈りを通して神様に近寄って行くほど、神様の御助けと御恵みをもっと充満にいただくようになるだけではなく、驚くべき奇跡と奇しきみわざを体験することができるのです。
お祈り
能力を行われる、父なる我らの神様！
私たちが祈る時、イエス様を通した神様との出会いによって、私たち自身が変化され、霊的戦争で悪魔に敵対して勝利を得、神様の御助けによって奇跡を体験することができるように助けてください。
イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン！
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