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■しっかりした妻
「箴言 31章10節～31節」
31:10 しっかりした妻をだれが見つけることができよう。彼女の値うちは真珠よりもはるかに尊い。
31:11 夫の心は彼女を信頼し、彼は「収益」に欠けることがない。
31:12 彼女は生きながらえている間、夫に良いことをし、悪いことをしない。
31:13 彼女は羊毛や亜麻を手に入れ、喜んで自分の手でそれを仕上げる。
…（中略）…
31:30 麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。
31:31 彼女の手でかせいだ実を彼女に与え、彼女のしたことを町囲みのうちでほめたたえよ。
今日、本文（奉読個所）は、理想的な妻の像と言える“しっかりした妻”に関して記録しています。それでは、果たして聖書で言う“しっかりした妻”とはどう言う人であるかを、本文を根拠にして教わりたいと思います。
第1番目に、夫に良いことをする妻です。「12節」を見ますと、｢彼女は生きながらえている間、夫に良いことをし、悪いことをしない。｣と記録されています。夫に良いことをすると言うことは、夫を立派に助け、夫と協力して神様の御心に聞き従うように努力すると言うことです。このような妻は、夫を成功させるためにも努力します。
第2番目に、勤勉な女性です。“しっかりした妻”は、夜明け前に起きて家事を顧み始め(15節参照)、自分のすることが有益であることを知り、夜になっても仕事をし、手まめに家庭を管理します（18～19節参照)。
第3番目に、人情がある女性です。“しっかりした妻”は、自分の家の中のことだけを考えず、貧しい隣人にも手を伸ばすことのできる徳がある妻です(20節)。
第4番目に、道徳的な妻です。「25節」に、『彼女は力と気品を身につけ、ほほえみながら後の日を待つ。』と記録されていますが、これは、“しっかりした妻”は倫理的にも、道徳的にも自分を尊く思うことを言っているのです。
第5番目に、子どもたちを神様の御言葉と訓戒で教える妻です(26節参照)。“しっかりした妻”は、いつも神様の御言葉とおきてを黙想し、その子どもたちを知恵と神様の訓戒で教えます。
第6番目に、神様を畏敬する女性です。「30節」に、『麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。』と記録されています。神様を畏敬する女性は、その手で稼いだ実が自分に戻り、その行ったことに対して町囲みのうちでほめられ、天におられる神様には栄光をお帰しし、自分の夫にも尊厳と栄光を得るようにします。
結局、“しっかりした妻”は、外見や教育のレベルや家門によってできるのではなく、神様を畏敬し、隣人を愛する内面的な美しさと、信仰の成熟によってなれるのです。
お祈り
今も生きておられる、我らの父なる神様！
私たち家族が、各自の位置で忠実な人生を生きるように導いてください。“しっかりした妻”は、神様を畏敬する人です。私たち家族が皆、“しっかりした妻”の人生を生きるように助けてください。
イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン！
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