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10月25日



■永遠なる関係

「 イザヤ書  41 章: 8 節 」
41:8 しかし、わたしのしもべ、イスラエルよ。わたしが選んだヤコブ、わたしの友、アブラハムのすえよ。




今日の本文 (奉読個所) は、神様とイスラエルの民たちとの関係を比喩的に見せてくれるのと同時に、神様とクリスチャンとの関係を見せてくれています。それでは、神様と私たちの関係がどう言うものであるかを知りながら、お恵みを分かち合おうと思います。

第 1番目に、神様は、私たちクリスチャンを「わたしのしもべ、イスラエルよ。」と呼んでおられます。神様は私たちの主人であられ、私たちは神様の“しもべたち”です。“しもべ”は、主人の命令に絶対に服従し、ただ主人だけに仕えなければなりません。しかし、“しもべ”がそうなる為には、自我が砕かれる過程を体験しなければなりません。自我が砕かれないことには、全幅的に主人に仕えることが難しいからです。

ですから、私たちが神様の御前で私たち自身を否認し、徹底的に低くなって私たち自身を砕く時、はじめて私たちは「わたしのしもべ、イスラエルよ。」と呼ばれるにふさわしい聖徒になることができるのです。

第 2番目に、神様は、私たちクリスチャンを、「わたしが選んだヤコブ。」と呼んでおられます。私たちがイエス・キリストを信じて、神様の子となれたのは、私たちが神様を選んだからではなく、神様が永遠なる御心に従って私たちを選んでくださったからなのです (イザヤ書 43 : 1 参照) 。

従って、私たちが誇ることは何もありません。私たちはひとえに、イエス・キリストだけを誇り、神様に栄光をお帰しする人生を生きなければならないのです。

第 3番目に、神様は、私たちクリスチャンを「 わたしの友、アブラハムのすえよ。」と呼んでおられます。“友”とは、互いに交わり合い、愛し合います。神様は私たちを“友”として交わろうと言われるのであり、愛しようと言っておられるのです。

神様は、エデンの園でアダムとエバと共に交わってくださり、エノクとは 300 年の間同行してくださってから、彼を天国に移されました。また、数多くの預言者及び祭司たちと交わってくださり、御言葉が肉となって私たちの中に来られたイエス様とも交わられました。

こんにちも、神様は聖霊を通して、私たちと交わりたいと望んでおられるのです。私たちがいつも、聖霊さまを認め、歓迎し、迎え入れて拠り頼む人生を生きなければならない理由が、正にここにあるのです。 





お祈り

主であられる、我らの父なる神様!

私たちを、神様のしもべとして、選ばれた民として、約束の子孫として呼んでくださって有り難うございます。聖霊にあっていつも神様と交わりを持つようにしてくださり、すべての人たちに神様の愛を証しすることができるように導いてください。
イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!