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10月30日



■悔い改めの実

「イザヤ書 57章14節~16節」
57:14 主は仰せられる。「盛り上げよ。土を盛り上げて、道を整えよ。わたしの民の道から、つまずきを取り除け。」
57:15 いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、その名を聖ととなえられる方が、こう仰せられる。「わたしは、高く聖なる所に住み、心砕かれて、へりくだった人とともに住む。へりくだった人の霊を生かし、砕かれた人の心を生かすためである。
57:16 わたしはいつまでも争わず、いつも怒ってはいない。わたしから出る霊と、わたしが造ったたましいが衰え果てるから。




ガソリンスタンドの支配人として働いている‘ジョンソン’は、20歳になった年に、ふたりの友達といっしょに銀行を襲いました。ところが、ふたりの友達はその日の夜、交通事故で命を失い、その事件を目撃した銀行員たちの間違った陳述のゆえに、ジョンソンは容疑線上に上ることもありませんでした。事件はそのまま迷宮に落ち入り、そして歳月が流れました。‘ジョンソン’は、信仰心が篤実な姉妹と結婚して、幸福な日々を送っていました。

そうした或る日、彼のもとに「神様の救いの計画」という小冊子が配達されて来ました。平素奥さんといっしょに、教会に出席はしていましたが、救われたと言う確信がなかった彼は、その本を読んでから、自分が重大な罪人であることを悟り、過去の罪を悔い改めて、告白するようになりました。

この事件を永久に解決することができないと思っていた州当局は大いに驚き、TV局もこのことを大々的に報道しました。しかし‘ジョンソン’は、このようなすべての状況に介意しませんでした。彼の心の中には、今まで体験したことのない大きな平安が臨んでいたからです。そして、いくらか後に彼は、“カンザス州”の効力停止法令によって釈放されました。

神様は、悔い改める人から御顔をそらさずに、再び立ち上がらせてくださいます。ところが、まことの悔い改めは、口先だけで悔い改めることではなく、悔い改めたことにふさわしい実を結ぶことです(マタイの福音書3:8参照)。

イエス様は、『わたしに向かって、「主よ、主よ」と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。』(マタイの福音書7:21)と仰せられることによって、悔い改めたことにふさわしい実を結ぶべきであることを強調なさいました(マタイの福音書3:8、7:16~20参照)。





お祈り

私たちを罪から贖ってくださった、我らの父なる神様!

今も私たちの中で、まだ解決されていない罪の問題が何であるかを悟りたいです。へりくだり、謙遜な姿勢で主の御前に進んで行って悔い改めるようにしてくださり、悔い改めたことにふさわしい実を結ぶことができるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!