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11月3日



■神様が仰せられる御言葉

「エレミヤ書 4章:1節~2節」
4:1 「イスラエルよ。もし帰るのなら、 〔主の御告げ〕 わたしのところに帰って来い。もし、あなたが忌むべき物をわたしの前から除くなら、あなたは迷うことはない。
4:2 あなたが真実と公義と正義とによって『主は生きておられる。』と誓うなら、国々は主によって互いに祝福し合い、主によって誇り合う。」




神様が仰せられた御言葉の中で、重要でない御言葉は一つもありません。まして、神様が特別に私たちに直接的に該当する御言葉を与えてくださる時、その御言葉は私たちにそれこそ重要であり、貴重なのです。ですから私たちは、いつも神様の御言葉に接しながら、「神様が今、私に与えてくださる御言葉が何であるか…?」を考えながら、その御言葉に耳を傾けなければなりません。

今日は、本文(奉読個所)を通して私たちに神様が与えてくださる御言葉を考えてみながら、お恵みを分かち合いたいと思います。

まず、神様は「あなたが忌むべき物をわたしの前から除くなら、あなたは迷うことはない。」(4:1)と仰せられました。人は、神様の助けがないことには救いをいただくことができません。なぜなら、人類の祖先であるアダムとエバが神様に背き逆らったことによって、人間自らはどうすることもできない罪の中に陥ったからです。

ところが神様は、このような私たちに「わたしのところに帰って来い。」と言われます。私たちが神様の御前に出て行ったら、救いをいただき、永遠の命を得ることができます。聖書「ヨハネの福音書3章16節」に、『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。』と記録されているのです。

また、「真実と公義と正義によって『主は生きておられる。』と誓うなら、国々は主によって、互いに祝福し合い、主によって誇り合う。」(4:2)、と仰せられました。私たちの知恵では、神様を完全に知ることができません。私たちが、「主は生きておられる。」と誓うことができるためには、王の王、主の主として、全世界とすべての国の王たちを征服なさり、永遠に私たちと共にすべてをご支配なさる神様を知り、体験しなければなりません。

私たちが神様の御名を知り、その聖き御名を賛美し、神様に栄光をお帰しする生活を営む時、神様は聖書に記録されている通りに、私たちを萬民の中から高めてくださるのです。

そして、高められた私たちは、「神様を誇り合うようになる。」(4:2)と仰せられました。イエス様を信じない世の人たちは、いくら親しい間柄であっても、一方が患難に遭ったら背を向けてしまう場合が多いです。豊かで地位が高い時には友人が列をなして近寄って来ますが、患難に遭い、貧しくなったら、みんなが遠くに離れ去ってしまいます。しかし神様は、「彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。」(詩篇91:15)と仰せられました。

主が、十字架の上で苦難に会われたのも、苦難の目に遭っている私たちの為でありました。ですから、私たちは今日も、主の御言葉を聞き、その御言葉の通りに行うことによって、私たちのために備えられた神様の祝福をいただいて享受しなければならないのです。





お祈り

聖き、我らの父なる神様!

私たちに向かって仰せられる神様の御言葉を、耳を傾けて聞くようにしてくださり、私たちの家の中から主が忌み嫌われるもの共を取り除いて、神様だけを自慢し、誇るようにしてくださることによって、私たちの為に備えられた神様のすべての祝福をいただき、享受することができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!