教会のお説教神様の知恵袋教会音楽道しるべ教会リンク集





11月5日



■行く道を備えられる神様

「エレミヤ書 10章:23節」
10:23 主よ。私は知っています。人間の道は、その人によるのでなく、歩くことも、その歩みを確 かにすることも、人によるのではないことを。




神様は、私たちの行く道を備えられ、導かれます。この事実を信じて拠り頼む人は、神様が備えられた道に歩むことができますが、これを信頼することができなくて自分の意思に従って生きる人は、不安と恐れおののきから免れることができません。ですから人は、一生涯の間神様を信頼し、すべてにおいて神様に拠り頼まなければなりません。

「箴言16章9節」に、『人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。』と記録されています。

神様は、私たちの歩みを導いてくださいます。私たちが忙しく生きている間に、神様を忘れて私たちの意のままに暮らす時が多いです。しかし、私たちの中におられる神様はいつも、燃える炎のような目で私たちを監察しておられます。

「ヨブ記7章17節~19節」を見ますと、『7:17 人とは何者なのでしょう。あなたがこれを尊び、これに御心を留められるとは。7:18 また、朝ごとにこれを訪れ、そのつどこれをためされるとは。7:19 いつまで、あなたは私から目をそらされないのですか。つばをのみこむ間も、私を捨てておかれないのですか。』と記録されています。

ですから、私たちが神様を全幅的に拠り頼んで生きて行く時、毎日、神様のお導きをいただくことができるのです。

また、神様は私たち人生の生きて行く方向を主管なさいます。神様は、誰であろうとその人だけの独特な才能を与えてくださいました。ですから、私たちは人生の進路を決定する時、世の波に乗って出世の道を選ばずに、先ず、神様からいただいた才能を立派に練磨することのできる方向に決めなければなりません。

神様の御言葉に根拠して念願が沸き起こる方向に決定するにしても、自分の実力にふさわしいところを目指して志願しなければならないのです。それでも、到底方向を決定することができなければ、神様に集中的に祈らなければなりません。そうしたら、神様が御言葉や環境を通して神様の御心を教えてくださいます。

人生の歩んで行くべき道は、人にあるのではなく、終局的に神様の主権の中にあります。ですから、私たちの進路問題も神様が願われる御心の中で考えなければなりません。勿論、入学試験とか、入社試験は、私たちの前途を左右する重要な試験です。ですから、熱心に努力しなければなりません。しかし、私たちが知っておかなければならないことは、このような試験自体が、決して私たちの運命を決定するのではないと言うことです。

私たちの生死禍福は、全的に神様によります。ですから不安がるとか、焦るとかせずに、ひとえに信仰を持って祈りながら最善を尽くして努力しなければなりません。そうしたら、すべてのことを備えられる「アドナイ・イルエ」の神様が、もっとも素晴らしい道に導いてくださるのです。





お祈り

私たちの行く道を備えてくださる、我らの父なる神様!

今日も、すべての歩みを導いてくださって、私たち人生の生きて行く方向が主に向かうようにしてくださり、完全に神様だけを信頼しながら、間違った道にそれることがないように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!