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11月7日



■ただ主に信頼し、主を頼みとしなさい

「エレミヤ書 17章 7節~11節」
17: 7 主に信頼し、主を頼みとする者に祝福があるように。
17: 8 その人は、水のほとりに植わった木のように、流れのほとりに根を伸ばし、暑さが来ても暑さを知らず、葉は茂って、日照りの年にも心配なく、いつまでも実をみのらせる。
17: 9 人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だれが、それを知ることができよう。
17:10 わたし、主が心を探り、思いを調べ、それぞれその生き方により、行ないの結ぶ実によって報いる。
17:11 しゃこが自分で産まなかった卵を抱くように、公義によらないで富を得る者がある。彼の一生の半ばで、富が彼を置き去りにし、そのすえはしれ者となる。」




神様を頼みとする道と、人を頼みとする道が、水のほとりに植わった「いつまでも実を実らせる木」と、自分で産まなかった他の鳥の卵を抱く「愚かなしゃこ」に各々喩えられました。このように、はっきりと比べられた二つの道は、バビロンの捕虜という緊迫な情況に置かれたユダの民たちが選択しなければならない懸案でありました。

しかし、彼らは神様の代わりにエジプトの王バロ・ネコに頼ることによって、自分が孵化させた雛(ひな)から見捨てられるしゃこのような悲運に陥ってしまいました。

この世の人々も同じく、二つの種類に分けることができます。主を頼みとする人々と、自分の力や他の人々を頼みとする人々です。この区分は、ただ教会の中とか教会の外の人に分けたのではありません。教会の中でも主に信頼し、主を頼みとするよりは、自分の力に信頼するとか、他の人の信仰を頼みとする人々がいます。

その理由は、彼らの心が陰険であるからです(17:9)。自分では神様と正しい関係を結んでいると考えていますが、実際には自分をごまかすこともあるのです。

真実に神様を信頼し、頼る人は、難しい目に会っても心が揺れ動きません。彼の中に留まっておられる聖霊様が恐れとおののきをなくしてくださり、彼をして実を結ぶ人生を生きるようにしてくださるからです。

この世の多くの人々が神様を捨てて、富を追求します。時には否定的な手段を使ってでも財物を得ようと努力します。しかし、結局には彼らの富が一時的なものであることを知るようになり、全てのものを失うようになるのです。

究極的に、神様だけが全人類の希望であられます。ただ神様だけが、私たちの心の願いを満足させてくださいます。神様だけが生ける水の根源であられるからです。聖書は、「イエス様を信じる者は、その人の心の奥底から生ける水が流れ出るようになる。」(ヨハネの福音書7:38参照)と記録しています。





お祈り

生ける水であられる、我らの父なる神様!

ただ神様を信頼し、神様に頼り、神様を望みとする者は、水のほとりに植わった木のようにいつも実を結ぶ、と仰せられました。主である神様!私たち家族が皆、神様と正しい関係を結び、主にだけ頼るように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!