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11月12日



■理解を越えた大いなる事

「エレミヤ書 33章:2節~3節」
33:2 地を造られた主、それを形造って確立させた主、その名は主である方がこう仰せられる。
33:3 わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう




国の滅亡を予言したと言う理由から、民族の反逆者に問われ監禁されたエレミヤに、神様は、「わたしに呼ばわり、祈り求めよ。」と仰せられました。そして、彼の呼ばわり求める祈りを通して、予言されたすべての御言葉を成就なさり、更には、理解を越えた大いなる事をあなたに告げよう、と約束なさいました。今日は、この予言の御言葉を具体的に詳しく知ることによって、共に恵みを分かち合いたいと思います。

第1番目に、神様は、地を造られ、それを形造って確立させられます(33:2)。神様は、天と地とその中のすべてのものを造られた方であり、絶対主権を持ってすべての事を計画なさるだけではなく、それ等を成就されます。詩篇の記者は、『主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。』(詩篇104:24)と告白しました。

被造物である私たちは、私たちを造られた神様から離れては何もすることができません。ですから、私たちは神様にすべての事を委ね、徹底的に従順する人生を生きなければなりません。そうすれば、全能なる神様が私たちのすべての問題の責任を負ってくださるのです。

第2番目に、神様は、私たちに「わたしを呼べ。」(33:3)と仰せられます。これは「呼ばわり、祈り求めよ。」と言うことです。神様が、何のために私たちに「呼ばわり、祈れ。」言われたでしょうか。それは、神様が私たちに御答えを与えてくださるためなのです。ですから私たちは、「造られ、形造り、確立させられる主のみわざは、主である神様のもの」であることを認めて、呼ばわり、祈り求めなければなりません。

また私たちは、人間の高ぶりとおごりとを捨てて、神様の御前に悔い改めなければなりません。誰もが、悔い改めることなしには祈りに対する御答をいただくことができないからです。悔い改めることを通して徹底的にへりくだり、清められた心を持って神様にすべての事を委ね、最後まで忍耐しながら祈る時、神様のみわざが現れるのです。

第3番目に、神様は、呼ばわり、祈り求める人たちに、理解を越えた大いなる事を御答えとして与えてくださいます。人間でできる事なら、「理解を越えた大いなる事」と言うことはできません。神様は、人間の理性を超越した、大いなる事を行われるのです。人間が、絶対絶望と言う人生の袋小路に行き当たり、両手をいっぱいに上げて人間の方法に頼ることを諦める時、神様は理解を越えた大いなる事を現してくださるのです。

神様は今日も、私たちを助けてあげようとして待っておられます。ですから、私たちのすべての問題を神様の御前に下ろし、委ねる時、神様の理解を越えた大いなることを体験することができるのです。





お祈り

地を造られ、それを形造って確立させられる、主であられる我らの天のお父様!

私たちが呼ばわり、求め、祈る時、私たちにはできない、理解を越えた大いなる事を体験するようにしてくださって感謝申し上げます。今日も、我が家族が、すべての問題を徹底的に神様にお委ねすることによって、理解を越えた大いなる事を体験することができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!