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決断の岐路に立つとき
(プロとアマの違い)
生活や仕事の中では、往々にして予期しないことが起こります。突発的な環境の変化や、何も問題が起こらなければ全て順調にゆく予定でした。
しかし、そこが人生、其れなりに計画をし、状況を予測したにも関わらず想定外の事態に陥ってしまう事があります。
その時、お手上げ状態で打つ手を持たない人と、その中でも、打てる最善の手を持っている人があります。
聖書に次のような言葉があります。
「あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。(第1コリント9章24節)」
誰もが最悪の状態の中でも、色々な解決策を模索します。
その時、色々な選択肢の中でいい加減な2番手3番手ではなく、必ず一番(最善)の選択のみが、そのピンチを乗り切る力となります。
「まあいいか・・」「これ位で・・」 これは完全な敗北を約束されたようなものと云えます。
「賞を得るのはひとりだけ」 と云うのは、一番(考えられる中の最善)以外は労苦に終わってしまうことを云っています。
この最善の選択を可能にするには、状況が変化する前から、色んな状況を想定し準備が必要です。
事が起こってから慌てて考える解決策には1番手は存在しません。どんな状況に陥っても狼狽せず、最善の策を育み心の準備をしておきたいものです。
それが出来る人を「プロ」、そうでない人は「アマ」と云うことでしょうか。
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