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小事に忠実な者

 



人は結果を急ぎたいものです。期待を持つのは必要で良いことですが、結果を急ぐことは、時として失敗を招いてしまいます。農夫は大きな収穫を期待して種を蒔きます、種は自らの殻を破る痛みに耐え、新しい芽、命を生み出します。


それには「待つ」と言う時を必要とします。蒔いた種を、芽が出ているかを毎日掘り返して確かめたらどうなるでしょうか、その蒔いた種は命を生むどころか、種が死んでしまいます。又水をやり、雑草を引き、肥料を与え、陽がよく当たる様に整えなければなりません。


それにもう一つ大切な事は、種を蒔くにも刈り取るにも「時」(時節)があると言う事です、季節を間違えて蒔かれた種は芽を出しませんし、また収穫の時期を間違っても実を味わう事が出来なくなってしまいます。この当たり前の事を忠実に行う農夫が、大きな収穫を刈り取る事が出来ます。


・人から聞いた銘柄を調べもせずに注文を出す人。
・チャートを見ず、場帳もかかず、業績変化を調べない で建て玉する人。
・玉を建てるタイミングを計らない人。
・値板帳(建て玉中の詳細)を持たず、建て玉管理を怠る人。
・資金管理と資金の割り振りの出来ない人。


世に在る限り全てに神の摂理が働きます。太陽は東から昇り西に沈み、水は高い処から低い処に流れます。

自らを高くする者からは神の知恵が流れだし、へりくだる謙遜な人には勝利の知恵が満ちあふれます。


私達も当たり前のことを当たり前に行える投資家であり続けたいものです。



☆ 種を蒔くに時があり、刈り取るにも時がある。
☆ 小事に忠実な人は、大事にも忠実である。
                     (聖書)






 



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