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9月15日



■収穫感謝の意味

「詩篇 100篇:1節~5節」
100:1 全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ。
100:2 喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。
100:3 知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊である。
100:4 感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、はいれ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。
100:5 主はいつくしみ深くその恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。




人生の成功と失敗は、心の態度によります。間違った心の態度を持っている人は、豊かな環境の中でも失敗してしまいます。しかし、心の態度が正しい人は、どのような苦しい環境の中にいても、その環境を克服し、幸せに暮らします。毎日の人生の中でいつも肯定的であり、創造的であり、感謝する心の姿勢で暮らす時、成功的な人生を生きていくことができるのです。

今日は、本文(奉読個所)を通して収穫感謝祭の由来と、これによる感謝信仰の意味を分かち合いたいと思います。

収穫感謝祭の聖書的な由来はいつからでしょうか?神様は、イスラエルの民たちをエジプトの奴隷生活から解放してくださいました。そして、彼らに、カナンの地に入っていき、農地を開墾して、穀物を収穫したら、まず最初に、神様に収穫した初の穀物の束を捧げ、感謝するようにしなさい、と命じられました。イスラエルの民たちはこの命令を守り、これが収穫感謝のはじまりとなりました。 

聖書には、「あなたの豊かな産物と、あふれる酒とのささげ物を、遅らせてはならない。」(出エジプト記22:29)と記録されています。神様は、私たちが感謝しながら生きることを望んでおられ、また、感謝する人に大いなる恵みを施してくださいます。感謝と賛美は、天の門をいっぱいに開く祝福の道なのです。

それでは、教会の収穫感謝祭は、どのようにして始まったのでしょうか。1620年9月、イギリスの清教徒たちがジェームス王の旧教政策によって大きな迫害を受け、彼らの中の120名の清教徒が信仰の自由を得るためにアメリカへ渡って行きました。多くの同僚たちが長い間の航海に疲れ果てて死んで行きましたが、残りの人たちは到着してから、先ず最初に教会を建て、荒れ地を開墾して農地にし、そこから収穫した初の穀物を持って神様に感謝のお供え物を捧げました。

神様はその感謝の供え物をお喜びをもって受け入れられ、彼らに素晴らしい祝福をほどこしてくださって、アメリカはその時からわずか300年内に、人類の歴史上、最大な富強の国となるようにしてくださいました。

韓国の教会には、このようなアメリカの収穫感謝祭の礼拝が伝わり、1914年から、毎年11月の第3週目の主日を収穫感謝祭として守って参り、それで神様が、韓国の教会にも大きなリバイバルを与えてくださって、目覚しい成長を成すことができるようにしてくださいました。

神様が、感謝することを喜ばれる理由は何でしょうか。それは、秋の刈り入れに対する感謝が、神様を認める行為であるからです。神様は、天地を創造される時、私たちに必要なあらゆるものと、命に必要な全てのものをただでくださいました。私たちが、このように神様からいただいたものに対して喜び、感謝することは、創造主であられる神様を認め、礼拝を捧げる行為となり、神様から喜んでいただくことになるのです。




お祈り

私たちが、豊かに刈り入れることができるようにしてくださった神様!

環境を超越した感謝の心を神様に捧げる、祝福された人生となるようにしてください。私たち家族がみな、永遠に神様に感謝しながら生きて行けるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!