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10月14日



■鳩のような聖徒の信仰

「雅歌 2章:14節」
2:14 岩の裂け目、がけの隠れ場にいる私の鳩よ。私に、顔を見せておくれ。あなたの声を聞かせておくれ。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。




今日、本文(奉読箇所)を見ますと、ソロモン王が自分の愛する者を指して、『岩の裂け目、がけの隠れ場にいる私の鳩』と描写しています。ここで私たちは、鳩の属性を通して聖徒のまことの信仰の姿を発見することができます。

第1番目に、鳩は美しいです。本文で、ソロモン王は自分の愛する者の美しい顔を見ることを願い求めました。これは、聖徒の信仰の実を言うのです。即ち、神様は、聖徒の信仰の美しい姿を見ることを願っておられると言うことです。

私たちが、聖霊の実を結んで、その美しい信仰の実を神様にお見せする時、神様は私たちの美しい信仰の姿をご覧になられて喜ばれ、栄光をお受けになられるのです。

第2番目に、鳩は優しく、柔和です。鳩はほかの鳥よりもっとたやすく人によって馴らされます。このように、聖徒は神様のお恵みによって、立派に手なずけられなければなりません。「手なずけられる」という言葉は、従順する信仰を意味します。神様は、聖徒が人本主義と自己中心主義を捨てて、御言葉の上に堅固に立ち、神様にだけ拠り頼み、信頼しながら、神様に全幅的に従順すること願っておられます。

第3番目に、鳩は平和です。鳩は猛々しいいとか、荒い生き方をせず、平和に生きて行きます。これは、聖徒の生き方を言うのです。教会は、イエス・キリストの御体ですから、聖徒たちは平和の中で、主が与えられた使命を全うしなければなりません。平和を保つためには、お互いに理解し合い、お互いに認め合う姿勢が必要です。

このように神様は、聖徒たちが平和の中で、主の教会を成長、発展させて行くことを願っておられるのです。

第4番目に、鳩は純潔です。これは、聖徒さんたちの信仰の操を言います。この世の中で生きて行きますが、世俗に染まらず、最後まで信仰の純粋を守るのが、まさに純潔です。ヨブは、人間として耐え抜き難い火の試練に会いながらも、『私は息絶えるまで、自分の潔白を離さない。』(ヨブ記27:5参照)と決心しました。

イエス・キリストの花嫁となった聖徒さんたちに、一番必要なのは、まさに花婿に対する信頼と愛と純潔なのです。





お祈り

まことに素晴らしい、私たちの父なる神様!

主の御前で、鳩のように、いつも柔和で平和で純潔な花嫁となることを切に願っております。私たちの家庭も家族も皆、苦しく難しい状況にあっても、信仰の純潔を守ることができるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!