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10月28日



■あなたはわたしのもの

「イザヤ書 49章14節~18節」
49:14 しかし、シオンは言った。 「主は私を見捨てた。主は私を忘れた」と。
49:15 「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。
49:16 見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。あなたの城壁は、いつもわたしの前にある。
49:17 あなたの子どもたちは急いで来る。あなたを滅ぼし、あなたを廃墟とした者は、あなたのところから出て行く。
49:18 目を上げて、あたりを見回せ。彼らはみな集まって、あなたのところに来る。わたしは生きている。──主の御告げ──あなたは必ず、彼らをみな飾り物として身につけ、花嫁のように彼らを帯に結ぶ。




時々、私たちが極度の苦難に遭って、目には何の徴も見えず、耳には何の音も聞こえず、手には触れるものが何もなくても、また前途が漆黒のように真っ暗い時、私たちは凄絶な孤独の中で、息が詰まりそうな胸を抱えて身もだえします。このような時、私たちに力を与えてくださる神様の約束の御言葉が、本文(奉読箇所)の中に明確に提示されています。

第1番目に、神様は、どのような状況の中でも決して私たちを忘れないと言うことです。私たちがたまに神様を忘れる場合はありますけれども、神様はただの一瞬間も私たちを忘れることはありません。ですから、私たちがどのような状況の中に居ても、神様は決して私たちを忘れられないと言う信仰を持って生きたら、私たちは決して寂しいことがなく、私たちのすべての重荷を主に委ねる人生を生きることができるのです。

第2番目に、神様は、私たちを忘れない程度ではなく、私たちを主の手のひらに刻んで置かれたと言うことです。神様が、まるで印鑑のように私たちをご自分の手のひらに刻んだと言うことは、私たちを確実に神様の所有とされたと言うことを意味します。ですから、私たちはどんな環境の中で、どのような目に会うとしても、『私は、神様の所有物だ!』と言う信仰と自負心を持って、大胆に問題を克服して行くことができるのです。

第3番目に、神様が、私たちの盾となってくださると言うことです。私たちの城壁がいつも神様の御前にあると言うことは、神様が徹底的に私たちの保護者となられて、どんな艱難も逆境も私たちを倒すことができないようにしてくださると言うことです。城壁が堅固であったら、敵が侵入することはできません。このように、神様が私たちの城壁を主の目でいつも守ってくださるのですから、どのような環境、どんな問題や苦難も私たちを占領することができないのです。

ですから、私たちは常に、神様が私たちを決して忘れられず、私たちの堅固な盾となってくださるのだと言う事実と、私たちは主である神様の所有物であるという事実を知り、信じることによって、人生のすべての苦難の中で勝利しなければならないのです。





お祈り

あなたはわたしのものと言われた、我らの父なる神様!

神様が、私たちをご自分のものと証印を押してくださり、目の瞳のように保護してくださり、堅固な盾となってくださることに感謝申し上げます。このような事実を、私たち家族がいつも記憶するようにしてくださり、すべての苦難の中でいつも勝利するように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!