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11月10日



■神様から用いられる人

「エレミヤ書 26章12節~13節」
26:12 エレミヤは、すべての首長とすべての民に告げてこう言った。「主が、あなたがたの聞いたすべてのことばを、この宮とこの町に対して預言するよう、私を遣わされたのです。
26:13 さあ、今、あなたがたの行ないとわざを改め、あなたがたの神、主の御声に聞き従いなさい。そうすれば、主も、あなたがたに語ったわざわいを思い直されるでしょう。




エレミヤは、ユダが滅ぼされる直前の苦しい時期に、神様から用いられた預言者です。彼は、審きの下に置かれたユダを救うために東奔西走しながら、必死的に努力しましたが、却って、ユダの王と首長らの憎しみを買って、何回も牢屋に閉じ込められ、数えられないほどに命の脅しと苦しみを受けました。それにもかかわらず、エレミヤはそうしたことに屈することなく、最後まで神様の預言者としての使命を尽くしました。

それでは、こんにち、私たちがエレミヤのように神様から用いられる人になるためには、どのようにしなければならないのでしょうか?

第1番目に、神様にだけ拠り頼まなければなりません。神様のしもべダビデは、「主はご自身を恐れる者と親しくされ、ご自身の契約を彼らにお知らせになる。私の目はいつも主に向かう。主が私の足を網から引き出してくださるから。」(詩篇25:14~15)と告白しています。

このように、神様から用いられる人は何よりも神様に完全に拠り頼む人々です。私たちの召命が大きいければ大きい程、神様の御助けがもっと切実に要求されます。それで、私たちはまず、神様に徹底的に拠り頼み、神様の御助けを受けるようにならなければなりません。そうした後、積極的な姿勢で生きて行く時、神様から素晴らしく用いられるようになるのです。

第2番目に、どのような環境にあっても、いつも神様に感謝し、神様を自分の喜びとしなければなりません。「詩篇37篇4節」を見ますと、『主をおのれの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる。』と記録されています。また、「ローマ人への手紙4章17節」には、『このことは、彼が信じた神、すなわち死者を生かし、無いものを有るもののようにお呼びになる方の御前で、そうなのです。』と記録されています。

ですから、神様から用いられる人になるためには、環境を見つめて、恐れと絶望に陥ってはなりません。環境がどのようであろうとも、いつも肯定的な姿勢を保って神様を自分の喜びとする時、神様の御力が現われるのです。

第3番目に、全てのことを神様に委ねなければなりません。「詩篇37篇5節~6節」に、『あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。主は、あなたの義を光のように、あなたのさばきを真昼のように輝かされる。』と記録されています。

「あなたの道を主に委ねよ。」という御言葉は、私たちの人生の責任を負ってくださる主に拠り頼みなさい、という意味です。私たちにどのような問題が起こっても、全てを主にゆだねて生きて行く時、神様は全てのことを働かして益としてくださるのです。





お祈り

主である神様!

エレミヤのように神様から用いられることを願います。神様を信頼し、頼り、どのような環境にあっても感謝し、喜びながら、全てのことを主に委ねて生きて行く信仰を持って、神様から用いられる私たち家族となりますように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!