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12月9日



■祈りは霊的戦争である

「ダニエル書 10章12節~14節」
10:12 彼は私に言った。「恐れるな。ダニエル。あなたが心を定めて悟ろうとし、あなたの神の前でへりくだろうと決めたその初めの日から、あなたのことばは聞かれているからだ。私が来たのは、あなたのことばのためだ。
10:13 ペルシヤの国の君が二十一日間、私に向かって立っていたが、そこに、第一の君のひとり、ミカエルが私を助けに来てくれたので、私は彼をペルシヤの王たちのところに残しておき、
10:14 終わりの日にあなたの民に起こることを悟らせるために来たのだ。なお、その日についての幻があるのだが。」




今日は、神様の御答えを得るために21日間祈ったダニエルのことを通して、祈りに関する教訓を悟りたいと思います。

まず、祈りは、必ず答えていただく、と言うことを知らなければなりません。私たちが神様に祈ったことは、いつであろうが必ず答えていただける、という事実です。このような確信を持って祈る時、その祈りは力を得るようになります。神様は、私たちが祈り始めた時、既に私たちの祈りを聞いてくださいます。そして答えてくださるのです。

しかし私たちは、祈りは、霊的戦争であることを知らなければなりません。私たちが祈ると言うことは、天の御国を激しく攻めるのと同様なのです。『バプテスマのヨハネの日以来今日まで、天の御国は激しく攻められています。そして、激しく攻める者たちがそれを奪い取っています。』(マタイの福音書11:12)と言われました。それではなぜ、イエス様が天の御国を攻めなさい、と言われたでしょうか?それは、祈りが霊的戦争であるからです。

私たちが天の御国の実を奪い取るために、祈りを通して天の御国に激しく攻め入る時、それを妨害する勢力がありますが、それが実にサタンの勢力なのです。サタンは空中に陣を敷いて、私たちの祈りが天の御座に到達しないにと妨げるだけではなく、祈りに対する御答えが天から下りて来ることも妨げます。ですから、私たちの祈りがサタンとの霊的戦争であると言う事実を知って、まずサタンの陣を取り崩さなければなりません。

それでは、敵であるサタンの陣を取り崩す祈りを捧げるためには、どのようにしたら良いでしょうか?

何よりも、忍耐が必要です。悪魔は私たちの忍耐を試しながら、しつこく抵抗します。しかし、私たちが不退転の信仰を持って根気強く祈ったら、サタンの陣が取り壊され、祈りに対する神様の御答えをいただくことができます。ですから、私たちは祈る中で気を落とさず、落胆しかけるその瞬間に再び奮発して、忍耐心を持って祈らなければなりません。そのようにする時、私たちは祈りの勝利者となることができるのです。

ですから私たちは、祈ったら必ず答えていただけると言う確信を持ち、根気強い祈りでもって敵悪魔の陣を取り壊し、神様の御答えを奪い取る強力なクリスチャンとならなければならないのです。





お祈り

全知全能であられる、我らの父なる神様!

私たちが、祈りは悪魔との霊的戦争であることを知り、不退転の祈りをもってサタンの邪悪な計略を打ち壊し、神様の御答えを得る祈りの勝利者となれるように助けてください。

イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!