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12月27日



■祈りの力

「ゼカリヤ書 4章 7節」
4: 7 大いなる山よ。おまえは何者だ。ゼルバベルの前で平地となれ。彼は、『恵みあれ。これに恵みあれ』と叫びながら、かしら石を運び出そう。




邪悪極まりない悪霊たちは、信じない人々はもちろんのこと、信じる人々までも滅亡させるためにあらゆる計略を用いています。しかし神様は、ご自分の民たちに邪悪な悪霊たちの勢力を退かせ、打ち破ることのできる特権を与えてくださいました。それは、まさに祈りなのです。今日は、私たちの強力な霊的武器である祈りの力に関して教わり、同時に主の恵みを分かち合いたいと思います。

第1番目に、祈りは、私たちを聖く、浄潔にしてくれます。私たちがこの世を暮らしながら見ますと、心では神様の律法に仕え、肉では罪の律法に仕えている場合がすくなくありません(ローマ人への手紙7:25参照)。悪魔はこれを猛烈に讒訴して、私たちが罪責感に抑えられ、光の子となれないようにします。このような苦しみから早く解放されるためには、主の御前に膝まずき、罪を悔い改めなければなりません。

悔い改めの祈りを通して、私たちの弱さや足らなさを主に申し上げる時、私たちはイエス様の十字架の血潮で洗い清められ、聖霊様のお導きに与って聖く、浄潔な人生を生きるようになるのです。

第2番目に、祈りは、私たちの心に平安をもたらします。この世で暮らしている私たちは、色々なこの世の重荷を負って生きて行きます。それだけではなく、思いがけなく押し迫って来る様々な問題によって、苦しみと悩みと煩いに会います。そうなったら心の平安を失い、あたふたと狼狽しながら疲れる人生を生きるようになるのです。

しかし聖書は、『何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。』(ピリピ人への手紙4:6)と記録しています。ですから、問題が生じたら先ず神様に祈り、問題の重荷をすべて神様にお委ねしなければなりません。そうする時、私たちの心の中に御霊が臨んでくださって、主の平和が満ち溢れるようになるのです。

第3番目に、祈りは、奇跡を生み出します。聖書「エレミヤ書33章3節」は、『わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。』と言われています。このように神様に呼ばわり求める切なる祈りは、奇跡を生み出す驚くべき力があるのです。

アハブ王がイスラエルを支配した時、3年6ヶ月の間雨が降りませんでした。その時、預言者エリヤはカルメルの山の頂に登り、自分の顔をひざの間にうずめて切に祈り、ついに雨が降るようにする神様の奇跡を現しました。このように、祈りは神様の驚くべき偉大なみわざを働かせるようにする通路となります。

神様はこんにちも、祈る人々を通して驚くべき御業をほどこしておられるのです。





お祈り

天の扉を開く鍵を与えてくださった、我らの神様!

祈りを通して悪魔の策略に対抗してこれを打ち破り、そして心に平安を保つことができるように助けてください。私たち家族が、今日も祈って、神様の驚くべき偉大な奇跡を体験することができるようにみわざを施してください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!