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第11章    第13章

  賢い者はこれを聞いて学に進み、さとい者は指導を得る。人はこれによって箴言と、たとえと、賢い者の言葉と、そのなぞとを悟る。 (箴言) 

 
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箴言 (第12章)

 



戒めを愛する人は知識を愛する、懲らしめを憎む者は愚かである。 善人は主の恵みをうけ、悪い計りごとを設ける人は主に罰せられる。


人は悪をもって堅く立つことはできない、正しい人の根は動くことはない。 賢い妻はその夫の冠である、恥をこうむらせる妻は夫の骨に生じた腐れのようなものである。


正しい人の考えは公正である、悪しき者の計ることは偽りである。 悪しき者の言葉は、人の血を流そうとうかがう、正しい人の口は人を救う。


悪しき者は倒されて、うせ去る、正しい人の家は堅く立つ。人はその悟りにしたがって、ほめられ、心のねじけた者は、卑しめられる。


身分の低い人でも自分で働く者は、みずから高ぶって食に乏しい者にまさる。 正しい人はその家畜の命を顧みる、悪しき者は残忍をもって、あわれみとする。


自分の田地を耕す者は食糧に飽きる、無益な事に従う者は知恵がない。悪しき者の堅固なやぐらは崩壊する、正しい人の根は堅く立つ。


悪人はくちびるのとがによって、わなに陥る、しかし正しい人は悩みをのがれる。 人はその口の実によって、幸福に満ち足り、人の手のわざは、その人の身に帰る。


愚かな人の道は、自分の目に正しく見える、しかし知恵ある者は勧めをいれる。 愚かな人は、すぐに怒りをあらわす、しかし賢い人は、はずかしめをも気にとめない。


真実を語る人は正しい証言をなし、偽りの証人は偽りを言う。つるぎをもって刺すように、みだりに言葉を出す者がある、しかし知恵ある人の舌は人をいやす。


真実を言うくちびるは、いつまでも保つ、偽りを言う舌は、ただ、まばたきの間だけである。 悪をたくらむ者の心には欺きがあり、善をはかる人には喜びがある。


正しい人にはなんの害悪も生じない、しかし悪しき者は災をもって満たされる。 偽りを言うくちびるは主に憎まれ、真実を行う者は彼に喜ばれる。


さとき人は知識をかくす、しかし愚かな者は自分の愚かなことをあらわす。 勤め働く者の手はついに人を治める、怠る者は人に仕えるようになる。


心に憂いがあればその人をかがませる、しかし親切な言葉はその人を喜ばせる。 正しい人は悪を離れ去る、しかし悪しき者は自ら道に迷う。


怠る者は自分の獲物を捕えない、しかし勤め働く人は尊い宝を獲る。 正義の道には命がある、しかし誤りの道は死に至る。





 
(なにも足さず なにも引かず)