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第19章    第21章

  賢い者はこれを聞いて学に進み、さとい者は指導を得る。人はこれによって箴言と、たとえと、賢い者の言葉と、そのなぞとを悟る。 (箴言) 

 
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箴言 (第20章)

 



酒は人をあざける者とし、濃い酒は人をあばれ者とする、これに迷わされる者は無知である。 王の怒りは、ししがほえるようだ、彼を怒らせる者は自分の命をそこなう。


争いに関係しないことは人の誉である、すべて愚かな者は怒り争う。 なまけ者は寒いときに耕さない、それゆえ刈入れのときになって、求めても何もない。


人の心にある計りごとは深い井戸の水のようだ、しかし、さとき人はこれをくみ出す。 自分は真実だという人が多い、しかし、だれが忠信な人に会うであろうか。


欠けた所なく、正しく歩む人― その後の子孫はさいわいである。 さばきの座にすわる王はその目をもって、すべての悪をふるいわける。


だれが「わたしは自分の心を清めた、わたしの罪は清められた」ということができようか。 互に違った二種のはかり、二種のますは、ひとしく主に憎まれる。


幼な子でさえも、その行いによって自らを示し、そのすることの清いか正しいかを現す。 聞く耳と、見る目とは、ともに主が造られたものである。


眠りを愛してはならない、そうすれば貧しくなる、目を開け、そうすればパンに飽くことができる。 買う者は、「悪い、悪い」という、しかし去って後、彼は自ら誇る。


金もあり、価の高い宝石も多くあるが、尊い器は知識のくちびるである。 人のために保証する者からは、まずその着物を取れ、他人のために保証する者をば抵当に取れ。


欺き取ったパンはおいしい、しかし後にはその口は砂利で満たされる。 計りごとは共に議することによって成る、戦おうとするならば、まずよく議しなければならない。


歩きまわって人のよしあしをいう者は秘密をもらす、くちびるを開いて歩く者と交わってはならない。 自分の父母をののしる者は、そのともしびは暗やみの中に消える。


初めに急いで得た資産は、その終りがさいわいでない。 「わたしが悪に報いる」と言ってはならない、主を待ち望め、主はあなたを助けられる。


互に違った二種のふんどうは主に憎まれる、偽りのはかりは良くない。 人の歩みは主によって定められる、人はどうして自らその道を、明らかにすることができようか。


軽々しく「これは聖なるささげ物だ」と言い、また誓いを立てて後に考えることは、その人のわなとなる。 知恵ある王は、箕をもってあおぎ分けるように悪人を散らし、車をもって脱穀するように、これを罰する。


人の魂は主のともしびであり、人の心の奥を探る。 いつくしみと、まこととは王を守る、その位もまた正義によって保たれる。


若い人の栄えはその力、老人の美しさはそのしらがである。傷つくまでに打てば悪い所は清くなり、むちで打てば心の底までも清まる。





 
(なにも足さず なにも引かず)