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第27章    第29章

  賢い者はこれを聞いて学に進み、さとい者は指導を得る。人はこれによって箴言と、たとえと、賢い者の言葉と、そのなぞとを悟る。 (箴言) 

 
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箴言 (第28章)

 



悪しき者は追う人もないのに逃げる、正しい人はししのように勇ましい。 国の罪によって、治める者は多くなり、さとく、また知識ある人によって、国はながく保つ。


貧しい者をしえたげる貧しい人は、糧食を残さない激しい雨のようだ。 律法を捨てる者は悪しき者をほめる、律法を守る者はこれに敵対する。


悪人は正しいことを悟らない、主を求める者はこれをことごとく悟る。 正しく歩む貧しい者は、曲った道を歩む富める者にまさる。


律法を守る者は賢い子である、不品行な者と交わるものは、父をはずかしめる。 利息と高利とによってその富をます者は、貧しい者を恵む者のために、それをたくわえる。


耳をそむけて律法を聞かない者は、その祈でさえも憎まれる。正しい者を悪い道に惑わす者は、みずから自分の穴に陥る、しかし誠実な人は幸福を継ぐ。


富める人は自分の目に自らを知恵ある者と見る、しかし悟りのある貧しい者は彼を見やぶる。 正しい者が勝つときは、大いなる栄えがある、悪しき者が起るときは、民は身をかくす。


その罪を隠す者は栄えることがない、言い表わしてこれを離れる者は、あわれみをうける。 常に主を恐れる人はさいわいである、心をかたくなにする者は災に陥る。


貧しい民を治める悪いつかさは、ほえるしし、または飢えたくまのようだ。 悟りのないつかさは残忍な圧制者である、不正の利を憎む者は長命を得る。


人を殺してその血を身に負う者は死ぬまで、のがれびとである、だれもこれを助けてはならない。 正しく歩む者は救を得、曲った道に歩む者は穴に陥る。


自分の田地を耕す者は食糧に飽き、無益な事に従う者は貧乏に飽きる。 忠実な人は多くの祝福を得る、急いで富を得ようとする者は罰を免れない。


人を片寄り見ることは良くない、人は一切れのパンのために、とがを犯すことがある。 欲の深い人は急いで富を得ようとする、かえって欠乏が自分の所に来ることを知らない。


人を戒める者は舌をもってへつらう者よりも、大いなる感謝をうける。 父や母の物を盗んで「これは罪ではない」と言う者は、滅ぼす者の友である。


むさぼる者は争いを起し、主に信頼する者は豊かになる。 自分の心を頼む者は愚かである、知恵をもって歩む者は救を得る。


貧しい者に施す者は物に不足しない、目をおおって見ない人は多くののろいをうける。 悪しき者が起るときは、民は身をかくす、その滅びるときは、正しい人が増す。





 
(なにも足さず なにも引かず)