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6月11日


■最上のものを受けるにふさわしいイエス様

「ヨハネの黙示録 5章11節〜14節」
5:11 また私は見た。私は、御座と生き物と長老たちとの回りに、多くの御使いたちの声を聞いた。その数は万の幾万倍、千の幾千倍であった。
5:12 彼らは大声で言った。「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。」

5:13 また私は、天と地と、地の下と、海の上のあらゆる造られたもの、およびその中にある生き物がこう言うのを聞いた。「御座にすわる方と、小羊とに、賛美と誉れと栄光と力が永遠にあるように。」
5:14 また、四つの生き物はアーメンと言い、長老たちはひれ伏して拝んだ。




本文(奉読箇所)は、小羊であられるイエス様が終末の秘密が書き記されている巻き物を神様から受け取る場面に焦点が合わせられていますが、実際のポイントは、四つの生き物と二十四人の長老たちの賛美にあります。なぜなら、この賛美はイエス様が十字架の上で勝利されたことによって、封印で封じられた巻き物を開いて世を救うことのできる権威の礎となられた事を証明してくれるからです。そしてまた、イエス様は神様と同等の誉れと栄光と賛美を受けられるにふさわしい、神様であられる事を明らかにしているからです。

O.L.パワーズ博士は、ノースカロライナで牧会をなさる時、長い間病気で苦しみました。彼を診察した医者たちは、彼がもうすぐ死ぬようになるでしょう、と言いました。しかし、彼の教会の聖徒たちは、彼のために熱く毎日祈りました。いくらか過ぎてから、博士はだんだんと回復し始めました。博士は体が自由に動くようになるや、薬局に行って「私が払わなければならない薬代が、全部でいくらになるでしょうか?」と聞きました。薬局では、「けっこう高い金額ですよ。」と言いながら、薬代がいくらであるかを教えてくれました。

博士は、「今、直ぐには、払えませんが、できるだけ早く、清算するようにします...。」と言って、頭を下げました。すると、薬局の主人が、「先生、ここ、計算書の最後の部分をよく見てください。」と言いながら、計算書を博士の前に差し出しました。意外にも、計算書の最後の部分には、“完納”という赤い決済印が捺されてありました。「先生の立派な友達が、もう全部支払ってくださいましたよ。」薬局の主人が説明してくれました。博士は、心の中から深い感謝をしながら、薬局を出ました。博士の心には、また違う喜びが満ち溢れていました。

博士は、他の負い目、すなわち罪の負い目に対しても考えていたのですが、イエス様が既にそれらをも清算してくださったので、自分は全く自由な人生なのだ、という事実を悟ったのです。

我らの主イエス・キリストが、私たちのために、全ての負い目を清算してくださり、私たちを罪の刑罰から解放させてくださいました。私たちを罪と死から救ってくださったイエス様は、毎日毎日、私たちが持っている最上のものを受けるにふさわしいお方であられるのです。




お祈り

イエス・キリストの尊い血潮で、私たちの罪の代価を支払ってくださり、私たちを罪から自由にしてくださった神様に、心から感謝を捧げます。私たちのすべての罪の負債を清算してくださったイエス様に、これから、ますます最上のものを捧げるのに不足しない私たちの家庭となるように、助けて下さい。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!