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6月12日


■神様がご支配される

「ヨハネの黙示録 11章15節〜19節」
11:15 第七の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、天に大きな声々が起こって言った。「この世の国は私たちの主およびそのキリストのものとなった。主は永遠に支配される。」
11:16 それから、神の御前で自分たちの座に着いている二十四人の長老たちも、地にひれ伏し、神を礼拝して、

11:17 言った。「万物の支配者、常にいまし、昔います神である主。あなたが、その偉大な力を働かせて、王となられたことを感謝します。
11:18 諸国の民は怒りました。しかし、あなたの御怒りの日が来ました。死者のさばかれる時、あなたのしもべである預言者たち、聖徒たち、また小さい者も大きい者もすべてあなたの御名を恐れかしこむ者たちに報いの与えられる時、地を滅ぼす者どもの滅ぼされる時です。」
11:19 それから、天にある、神の神殿が開かれた。神殿の中に、契約の箱が見えた。また、いなずま、声、雷鳴、地震が起こり、大きな雹が降った。




最後の第七のラッパの音が鳴り響くや、災害のかわりに神様をほめたたえる大きな声が聞こえます。『この世の国は私たちの主およびそのキリストのものとなった。主は永遠に支配される。』(15節)という事は、この世が元来主に属したものであったにもかかわらず、今までの長い間、敵の手の中で過ごしたが、これからは主が永遠に支配される、という意味です。

こんにち、この世が完全でないように見えるのも、みなそういったわけであるのです。現在は、サタンがこの世を支配しています。 聖書「エペソ人への手紙6書12節」を見ますと、『私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。』と記録されています。しかし、やがて神様が立ち上がられて、ご自分の所有を取り戻されるのです。

 神様を礼拝する大きな声が聞こえるや、二十四人の長老たちが地にひれ伏して神様を拝み、神様が大きな力を働かせて支配されることにに対して感謝をささげます。本文「16節〜17節」に、『それから、神の御前で自分たちの座に着いている二十四人の長老たちも、地にひれ伏し、神を礼拝して、言った。「万物の支配者、今いまし、昔います神である主。あなたが、その偉大な力を働かせて、王となられたことを感謝します。」』と記録されています。 王となられた神様は、国々をそむきの罪に応じてさばかれ、神様を恐れかしこむ者たちには、彼らの行いに応じて報いを与えられるのです(18節)。

その後、天にある神様の神殿が開かれ、神殿の中にある神の契約の箱が見えます。本文「19節」に『それから、天にある、神の神殿が開かれた。神殿の中に、契約の箱が見えた。また、いなずま、声、雷鳴、地震が起こり、大きな雹が降った。』と記録されています。

神様の御座であるこの契約の箱が、悪者には御怒りの象徴ですが、契約の民たちには安全に導いて下さる神様の真実を確信するようにしてくれるのです。

ですから、私たちクリスチャンの最後の勝利は確かなものです。従って、サタンはきれいに敗北するようになるのです。




お祈り

全能なる神様!

永遠から永遠までおられて、私たちの王となって下さることに感謝申し上げます。私たちの王となられたイエス・キリストが、暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊との戦いですでに勝たれたことに感謝申し上げます。その勝利によって、今日も私たちが、サタンの仕業を打ち破り、確実な勝利を収めることができるように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!