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1月1日


■ インマエルとなられた神様

「マタイの福音書 1章18節〜21節」
1:18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだいっしょにならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。

1:19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。

1:20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。

1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」




聖書は、イエス・キリストがご誕生なさった背景と、その意義を、次のように記録しています。

『それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を「インマヌエル」と名づける。』………旧約聖書の「イザヤ書7章14節」で預言された………この御言葉は、新約聖書「マタイの福音書1章23節」で成就されました。

神様は、私たちを造られた創造主であられ、慈しみ深く、良き父であられます。

神様は、人たちに必要なすべてのものを備えられた後に、人を造られました。ですから人は、神様が備えて置かれたものを享受しながら、何の不足もなしに、幸福に暮らすことができます。ところが今、私たちの暮らしはどうでしょうか?何が、このように素晴らしかった世界を、こんにちのような貧困と疾病と絶望の世の中にしてしまったでしょうか?それは実に、サタンとサタンがもたらした罪の結果の故です。

罪の結果で死に追い込まれた人間は、ちょうど、豹が自分の皮のまだらをなくす事ができないのと同じく、自ら罪の問題を解決する力がありません。ところが神様が、ご自分の民たちを罪から救うことができる救い主として、イエス様を遣わしてくださいました。今から2,000年前に、イエス様は全人類を代表して、神様の前でご自分の身を裂き、血を流し、尊いいのちを捨てられることによって、私たちの罪をきれいに清算してくださいました。

それで誰でも、イエス様を救い主として信じたら滅亡されることがなく、永遠の命を得るようになります。神様は、イエス様が私たちのインマエルとなられる、と仰せられました。インマヌエルとは、「神は私たちと共におられる」と言う意味です。罪を犯し、不義であり、醜悪で、捨てられて然るべきであるのにも、神様はイエス様を迎え入れた人と、その人の家庭を訪れて来られて、共に居てくださるのです。

インマヌエルとなられた神様を迎え入れた私たちは、私たち自身を神様にすべてお委ねし、従順に聞き従い、仕える生活に戻らなければなりません。神様は私たちを、罪と疾病、恐怖と絶望から解き放たれるようにしてくださるだけでなく、私たちのたましいが幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、健康であるようにしてくださり、いのちを得るにしてももっと豊かに得るようにしてくださり、そして永遠の天の御国に導いてくださるのです。

ですから私たちは、主を認め、歓迎し、迎え入れて、いつも主と同行しながら、従順に聞き従い、仕えることによって、至極栄光であられる神様を畏敬する人生を生きて行かなければなりません。





お祈り

 主よ!身分が低く、卑しい人間の身を着て来られて、私たちの救い主となられ、希望になってくださり、私たちを主の民としてくださって、有り難うございます。今日も、主が私たちの生活の中に臨んでくださって、たましいが幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、健康であるようにしてくださり、いつも従順と奉仕で献身しながら生きていけるように導いてください。  イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!