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1月29日


■ ノアの信仰

「創世記 9章:8節〜11節」
9:8 神はノアと、彼といっしょにいる息子たちに告げて仰せられた。

9:9 「さあ、わたしはわたしの契約を立てよう。あなたがたと、そしてあなたがたの後の子孫と。

9:10 また、あなたがたといっしょにいるすべての生き物と。鳥、家畜、それにあなたがたといっしょにいるすべての野の獣、箱舟から出て来たすべてのもの、地のすべての生き物と。
9:11 わたしはあなたがたと契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。」




ノアが生きていた当時、全天下は罪悪で満ち、人々は神様に逆らって腐敗していました。しかしノアは、完全な者として神様と同行する人生を生きている義の人でありました。

本文を見ますと、神様は罪悪で満ちた世の中を洪水で滅ぼされるとき、義人ノアを救ってくださり、祝福してくださいました。(創世記9:1)このとき、ノアがいただいた祝福は、アダムがいただいた祝福と同じ、「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。」(創世記1:28参照)と言うことでありました。

洪水の審きですべての人々が滅亡された世の中で、ノアと彼の家族たちは人類の歴史を新しく作っていくようになったのです。ですから今日、私たちは、このように神様の救いと祝福を受けるようになったノアの信仰を調べてみることによって、どのようにしたら、私たちもノアのように神様から認められる人になれるか、学びたいと思います。

ノアは、神様を全的に信頼しました。それでノアは、全然雨が降らない中で洪水の審きがあるとの警告を受けるや、疑うことをせず、信仰に立って箱舟を造りました。聖書を見ますと、『信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。』(ヘブル11:7)と記録されています。

言い換えれば、ノアは絶対主権者であられる神様を堅く信じたのです。ですから、私たちもノアの信仰をお手本として、絶対主権者であられる神様を堅く信じ、拠り頼む“信仰の人”とならなければなりません。

またノアは、神様に徹底的に従順し聞き従いました。ノアは、“箱舟を造りなさい”と言われる神様の御言葉に従順に聞き従って、仕事を始めました。しかし他の人々は、神様の審きに対する警告を無視して、ノアは気が狂っている…と嘲笑しながら、世の快楽に溺れ、嫁にいくとか、婿になるとか、食べる、飲む、遊ぶことにだけ熱中しました。

箱舟が完成するや、ノアは神様が命じられたとおりに彼の家族と、血肉があるすべての生き物を種類別に入らせ、あらゆる食糧を箱舟に積み込みました。ノアのこのような従順を通して箱舟の中に入った生き物はみな、洪水の中でも救われるようになったのです。

それから、ノアは神様のために感謝の祭壇を築きました。洪水がおさまり、地が乾ききった後、ノアは箱舟から出て来るやいなや、すぐに祭壇を築き、きよい家畜と鳥を選び取って、神様に全焼の生け贄として捧げました。神様は快くこの生け贄を受けられ、ノアの家庭に祝福を与えてくださいました。

そして、『わたしはあなたがたと契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。』(創世記9:11)と約束してくださり、洪水以後の世をすべてノアに贈り物として与えてくださいました。このように、感謝の生け贄を捧げる人は、驚くべき祝福を享受するようになるのです。




お祈り

全知全能であられる、我が父なる神様! 今日はノアの信仰に関する貴重なお恵みに与りました。神様の言われることに従順に聞き従って、箱舟を造ったノアの徹底的従順な人生は、それこそ祝福していただくしかない信仰の姿でありました。慈しみと憐れみ深き主よ!果して私たちは、このようなノアの徹底的従順な生活を真似た人生を生きているでしょうか…?私たちの不信仰的な態度を悔い改めます。主よ、助けてください。 イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!