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6月13日


■聖徒の窮極的な勝利

「ヨハネの黙示録 12章 9節〜11節」
12: 9 こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あの古い蛇は投げ落とされた。彼は地上に投げ落とされ、彼の使いどもも彼とともに投げ落とされた。
12:10 そのとき私は、天で大きな声が、こう言うのを聞いた。「今や、私たちの神の救いと力と国と、また、神のキリストの権威が現れた。私たちの兄弟たちの告発者、日夜彼らを私たちの神の御前で訴えている者が投げ落とされたからである。
12:11 兄弟たちは、小羊の血と、自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。




今日の本文(奉読箇所)は、天使ミカエルとサタンとの戦いでサタンが投げ落とされる場面と、天から聞える勝利の歌で構成されています。また、聖徒たちを盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけの敵悪魔にどのように敵対してこそ、すばらしい勝利を収める事ができるか、ということに対して教えています。

まず、子羊の血潮を通して、悪者に打ち勝つことができます。サタンはイスカリオテ・ユダを誘惑して、義であられるイエス様を十字架に釘付けにして血を流させることによって、神様の御前で赦されることのできない罪を犯しました。サタンは、ただ罪人だけを攻撃することができます。ところが、罪をただの一度も犯したことがなかったイエス様を十字架に釘付けにして、身を裂き、血を流して死なれるようにしましたので、もはやサタンは神様の恐ろしい審きを免れることができなくなったのです。

イエス様は審き主として、サタンのすべての武装を解除させてしまわれ、サタンの頭を砕いてしまわれました。イエス様の血潮は、サタンに対する、イエス様の勝利を意味します。ですから、イエス・キリストの血を主張し、拠り頼むとき、私たちは邪悪な悪魔に充分に打ち勝つことができるのです。

また、神様の御言葉をもって悪魔に勝つことができます。神様の御言葉には力があります。神様は御言葉をもって天地を創造なさり、御言葉をもって天地を支配しておられ、御言葉をもって奇跡を行っておられます。イエス様は、このように力がある神様の御言葉をもって悪魔の試みに勝てれました。『神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。』(ヘブル人への手紙4:12)

聖書の御言葉は一点一画も変わることがなく、すべてが間違いなく成就される、真実な神様の生きている御言葉なのです。この御言葉を通して今日も、私たちは神様のみわざを体験することができます。毎日の霊的戦いで、神様の御言葉は、私たちの一番強力な武器となります。

ですから、私たちは、悪魔が否定的な思いと憂鬱で落ち込んだ心とをもたらすとき、御言葉をもって悪魔に対敵しなければなりません。そうする時、悪魔は一つの道から来て七つの道から逃げて行き、私たちは毎日勝利する、力ある信仰の人となることができるのです。




お祈り

子羊となられたイエス様!

邪悪な悪魔は、私たちを盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするために近づいて来ます。しかし、サタンの武装を解除させ、勝利されたイエス様の御恵みに感謝を捧げます。今日も、イエス様の血潮と、生きて居られる神様の御言葉によって立派に打ち勝つ、一日となりますように導いてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!