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7月3日


■偶像崇拝の結果

「列王記 第二 25章 8節〜12節」
25: 8 第五の月の七日・・それは、バビロンの王ネブカデネザル王の第十九年であった。・・バビロンの王の家来、侍従長ネブザルアダンがエルサレムに来て、
25: 9 主の宮と王宮とエルサレムのすべての家を焼き、そのおもだった建物をことごとく火で焼いた。
25:10 侍従長といっしょにいたカルデヤの全軍勢は、エルサレムの回りの城壁を取りこわした。
25:11 侍従長ネブザルアダンは、町に残されていた残りの民と、バビロンの王に降伏した者たちと、残りの群衆を捕え移した。
25:12 しかし、侍従長は国の貧民の一部を残し、ぶどう作りと農夫とにした。




今日の本文は、建国345年、北王国イスラエルの滅亡136年後に起こった、南王国ユダの滅亡に関した記録です。北イスラエルと南ユダの滅亡は、二つの王国が共に、統治者たちの悪行と偶像崇拝に因り、予告された神様の審きでありました。一方、今日の本文は、南王国ユダがバビロンに敗亡して、建国以来、宗教的、政治的中心となってきたエルサレム聖殿が破壊され、民たちが捕虜となって引っ張られて行った事件を紹介しています。

北イスラエルと南ユダの滅亡を通して知ることができる如く、国の興亡盛衰と歴史は、全的に神様が主管なさるのです。

現在、世界の国々に色々な難しいことが起こるのも、根本的には偶像崇拝の罪の故である、と言うことができます。政治、経済、社会、文化...など、各界各層に偶像の殿が入り込み、巫女たちが協会を結成して、この世のいたるところで活躍しています。

各民族がこのような偶像崇拝の罪を悔い改め、神様のもとに立ち帰る時、神様が民族的救いと繁栄を与えてくださるようになるのです。





お祈り

愛であられる、わが父なる神様!

この世から偶像と邪神を取り除いてくださり、民族ごとに悔い改めるように導いてください。世界のすべての民族が神様の助けに与り、悔い改めて、全世界が一日も早く福音化するように、みわざを働かしてください。

イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!