■偶像崇拝の結果
「列王記 第二 25章 8節〜12節」 25: 8
第五の月の七日・・それは、バビロンの王ネブカデネザル王の第十九年であった。・・バビロンの王の家来、侍従長ネブザルアダンがエルサレムに来て、 25: 9
主の宮と王宮とエルサレムのすべての家を焼き、そのおもだった建物をことごとく火で焼いた。 25:10
侍従長といっしょにいたカルデヤの全軍勢は、エルサレムの回りの城壁を取りこわした。 25:11
侍従長ネブザルアダンは、町に残されていた残りの民と、バビロンの王に降伏した者たちと、残りの群衆を捕え移した。 25:12
しかし、侍従長は国の貧民の一部を残し、ぶどう作りと農夫とにした。
今日の本文は、建国345年、北王国イスラエルの滅亡136年後に起こった、南王国ユダの滅亡に関した記録です。北イスラエルと南ユダの滅亡は、二つの王国が共に、統治者たちの悪行と偶像崇拝に因り、予告された神様の審きでありました。一方、今日の本文は、南王国ユダがバビロンに敗亡して、建国以来、宗教的、政治的中心となってきたエルサレム聖殿が破壊され、民たちが捕虜となって引っ張られて行った事件を紹介しています。
北イスラエルと南ユダの滅亡を通して知ることができる如く、国の興亡盛衰と歴史は、全的に神様が主管なさるのです。
現在、世界の国々に色々な難しいことが起こるのも、根本的には偶像崇拝の罪の故である、と言うことができます。政治、経済、社会、文化...など、各界各層に偶像の殿が入り込み、巫女たちが協会を結成して、この世のいたるところで活躍しています。
各民族がこのような偶像崇拝の罪を悔い改め、神様のもとに立ち帰る時、神様が民族的救いと繁栄を与えてくださるようになるのです。
お祈り
愛であられる、わが父なる神様!
この世から偶像と邪神を取り除いてくださり、民族ごとに悔い改めるように導いてください。世界のすべての民族が神様の助けに与り、悔い改めて、全世界が一日も早く福音化するように、みわざを働かしてください。
イエス様の御名によってお祈り申し上げます。アーメン!
|