■敵の攻撃を受ける時
「ネヘミヤ記 4章15節〜18節」 4:15
私たちの敵が、彼らのたくらみは私たちに悟られ、神がそれを打ちこわされたということを聞いたとき、私たちはみな、城壁に帰り、それぞれ自分の工事に戻った。
4:16 その日以来、私に仕える若い者の半分は工事を続け、他の半分は、槍や、盾、弓、よろいで身を固めていた。一方、隊長たちはユダの全家を守った。
4:17 城壁を築く者たち、荷をかついで運ぶ者たちは、片手で仕事をし、片手に投げ槍を堅く握っていた。 4:18
築く者は、それぞれ剣を腰にして築き、角笛を吹き鳴らす者は、私のそばにいた。
ネヘミヤがエルサレムの城壁を再建する時、ホロン人サヌバラテと、アモン人トビヤは大いに脅威を感じてユダの人々をあざけり、城壁の建築を継続して妨害しました(ネヘミヤ記4:1〜14参照)。今日の本文には、その時、ネヘミヤがどのように敵たちの妨害と攻撃に対応しながら、城壁の再建をしたか、に関して記録されています。
「その日以来、私に仕える若い者の半分は工事を続け、他の半分は、槍や、盾、弓、よろいで身を固めていた。一方、隊長たちはユダの全家を守った。」(ネヘミヤ記4:16)。この御言葉は、私たちが神様のために働く時、三つの部類の任務を持った人たちと共に働くのが理想的であることを示しています。
第1番目は、若い働き人たちです。第2番目は、敵たちの攻撃に備えて武装し、働き人たちを助ける後援者たちです。第3番目は、後方で仕事を計画し、管理する管理者たちです。
私たちが熱心に神様のために働いている時には、敵たちの妨害と攻撃に対して敏感に対応することができない場合があります。このように、私たちが霊的に敏感でない時に、主のために働く途中に試みに落ち入るようになるのです。しかし、主のために働く人々の傍に、彼らのために祈る人々がいる時には、事前に敵サタンの攻撃を遮断するので、安心して働くことができるようになります。
よろいを着て、槍と盾と弓を持っている人々は、まさに祈りをもって敵サタンの妨害と攻撃を撃退し、働き人たちが継続して立派に仕事をやっていくことができるように助ける人たちです。
働く人々と祈る人々の後方には、管理する人たちがいなければなりません。この人たちは神様のための仕事を計画しながら、この仕事がどのように進行していくかを管理し、働く人々と祈る人々とを適切に調整し、交替する仕事をします。この人たちは、働く途中に疲れた人を抜き出して、サタンと戦うグループに投入し、また、サタンに対抗するグループの人を抜いて、一線で働くようにするなど、神様のための仕事をうまく調和するように運営します。
これが、ネヘミヤが敵たちの妨害を防ぎながら、エルサレムの城壁を再建した方法でありました。
お祈り
全知全能であられる、父なる神様!
私たちが知恵深くなるようにしてください。敵が攻撃して来ても、後ろに退くことがないようにしてくださり、どんなことがあっても、サタンの攻撃を遮断し、神様の御言葉で勝利することができるように助けてください。
イエス様の御名によりお祈り申し上げます。アーメン!
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