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7月15日


■ソロモンの祈り

「歴代誌 第一 25章:1節〜3節」
6:14 言った。「イスラエルの神、主。天にも地にも、あなたのような神はほかにありません。あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、契約と愛とを守られる方です。

6:15 あなたは、約束されたことを、あなたのしもべ、私の父ダビデのために守られました。それゆえ、あなたは御口をもって語られました。また御手をもって、これを今日のように、成し遂げられました。
6:16 今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束して、『あなたがわたしの前に歩んだように、あなたの子孫がその道を守り、わたしの律法に歩みさえするなら、あなたには、イスラエルの王座に着く者が、わたしの前から、絶えることはない。』と仰せられたことを、ダビデのために守ってください。




ソロモン王は、神の宮を建て終わってから、祭壇の前で民たちのために祈りを捧げました。私たちはソロモン王の祈りを通して、祈祷の模範を教わることができます。

第1に、ソロモン王はイスラエルの民たちの前でひざまずき、天に向かって両手を差し伸べて祈りました。これは当時、祈る時の一般的な姿勢でありましたが、それは切に祈る姿勢であり、大胆な姿勢です。私たちもこのように、切に、大胆に神様に祈らなければならないのです。

第2には、ソロモン王は、神様が約束を守られ、恵みを施されたことを認め、感謝しながら、その約束をもっと益々確実に成就させてください、と祈りました。このように、私たちが祈る時も、神様が私たちに施してくださった救いと、すべての恵みを認めながら、感謝する祈りを先ず捧げなければなりません。

第3に、ソロモン王は、自分の祈りと願い求めることを神様が聞きかなえてくださることを願いました。私たちも祈る時に、「わが主である、父なる神様!主の子どもたちの祈りと願い求める声に耳を傾けてくださり、答えてください。」と、祈り願う祈祷を捧げなければならないのです。

第4には、ソロモン王は、神様の公義が成就されますようにと祈りました。ソロモン王の祈りを注意深く見てみますと、彼は神様の憐れみを願うだけでなく、神様の義の通りに行われ、御答えを与えてくださるようにと、祈っています。

私たちも、神様の恵みと慈しみだけを願い求めずに、神様の公義が成されるように祈らなければならないのです。




お祈り

信実で、義であられる、父なる神様!

私たちの祈りに耳を傾けてくださり、御約束の通りに成してくださるお恵みに感謝申し上げます。私たちの人生の中に神様の公義を現してくださり、私たちがいつも主にあって勝利の毎日を生きていくように助けてください。

イエス・キリストの御名によってお祈り申し上げます。アーメン!